掲載日:2011年07月25日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
上記「掲載日」はバリエーションモデル追加日です。本バイク購入ガイドは2011年3月24日に掲載されたものです。
文/杉山 研二
50cc版のエイプ発売から1年後の2002年2月に、排気量拡大版として登場したのがエイプ100です。ワイドタイヤを履いた親しみやすいスタイリングはそのままに、より高出力な100ccエンジンを組み合わせ、初心者からベテランまで幅広い層のユーザーが楽しめるスポーツバイクとなりました。車体の基本的な形状は50ccのエイプと同じですが、フレームやスイングアーム、リアホイールの強度アップ、ダブルシートの採用などで、出力アップや2人乗りに対応したモデルとしています。
2008年には環境性能と市街地での力強い走りを両立させるために、キャブレターセッティングの最適化を図り、より適正な混合気の供給を可能にしています。エキゾーストパイプ内には排気ガスを浄化するキャタライザーを2個採用。さらに、排気管内で未燃焼ガスを再燃焼させる二次空気供給装置の導入で、平成19年国内二輪車排出ガス規制に適合させています。スパークプラグは、着火性能に優れアイドリングの安定化に寄与するイリジウムプラグに変更しました。その結果、燃費は55.0km/L(60km/h定地走行テスト値)と、発売当初に比べ1.8km/Lも向上しました。従来はバッテリーレス仕様でしたが、2008年の変更で新たにバッテリーを搭載し、盗難抑止のアラームなどアクセサリーを装着を容易になりました。
2008年に登場したType Dは、スポーティーで高級感あふれるモデルです。フロントとリアのブレーキにはコントロール性に優れた油圧式ディスクブレーキを採用しました。ホイールはアルミ製のキャストとしています。エンジンにはマットグレー塗装を施したクランクケースカバーとシリンダーヘッドカバーを組み合わせています。
エイプ・100をベースに、コントロール性に優れた油圧式ディスクブレーキとアルミ製のキャストホイールを前後輪に採用したスポーティーモデルがType Dです。ホイールは6本スポークで塗装色はゴールド、左右のクランクケースカバーとヘッドカバーにはマットグレー塗装が施してあります。車体色は「グラファイトブラック×ナッソーブルーメタリック」「グラファイトブラック×マグナレッド」「シャスタホワイト×グラファイトブラック」の3タイプを設定し、それぞれ燃料タンクとサイドカバーに斬新なストライプを採用。フェンダーとサイドカバーも同系色としています。2008年9月25日発売。
125ccの空冷単気筒エンジンを搭載する、スーパーモタードスタイルのスポーツバイク。ホイールはフロント、リアともに14インチ。車体もコンパクトで扱いやすい。
韓国・ヒョースンの125ccモデル。エンジンは空油冷の4サイクル単気筒で、出力は10kW。スーパーモタード仕様のSMとオフロード仕様のDの2タイプがある。
スーパーモタードスタイルで登場したエイプの派生モデル。フレームやエンジンは基本的にエイプがベースだが、スイングアーム長やサスペンションは変更されている。
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