掲載日:2011年08月22日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
上記「掲載日」はバリエーションモデル追加日です。本バイク購入ガイドは2011年3月14日に掲載されたものです。
文/杉山 研二
シート下のメットインスペースや、若者向けのカジュアルなスタイルをセールスポイントに、初代のディオが登場したのは1988年でした。以来、数々の変遷を経ながら販売が続くディオシリーズは、幅広いユーザー層に支持されるホンダの代表的な原付スクーターです。
2011年現在のモデルは、軽快な走りをイメージするウェッジシルエットの斬新なスタイリングで、優れた環境性能と、細部までいきわたった充実の装備を備えています。F.I.を採用した4ストロークエンジンはコンピューターが常に理想的な燃料噴射量に調整し、パフォーマンスを効率良く引き出します。また、寒い日の朝でも安定した始動性を誇ります。燃料消費率は73km/L(30km/h定地走行テスト値)で、とても経済的です。燃料タンクの容量は4.6L。大型のインストルメントには、大きくて見やすいスピードメーターの右側に指針式の燃料メーターがあり、ガソリンの残量がひと目で分かります。
シート下にはフルフェイスヘルメットが収納可能な、容量22Lのメットインスペースがあります。フロントインナーボックスは、1.5Lのペットボトルが収まる余裕のサイズ。フロントのインナーカウルにはコンビニフックが付いていますので、お買い物袋などを掛けて走ることができます。リアキャリアも標準装備ですので、荷物を積載しての走行も可能です。またこのリアキャリアには、U字ロックを固定する専用のホルダーも備わっています。キーシリンダーには鍵穴を塞ぐシャッターを装備し、盗難やイタズラ抑止の面でも安心です。
ブレーキにはホンダ独自のコンビブレーキが採用されています。ハンドル左のリアブレーキレバーを握ると、後輪ブレーキが効くと同時に、ほどよく前輪ブレーキにも制動力が分配されますので、運転にゆとりが生まれます。始動方式はセルフ式ですが、キック始動もできますので、バッテリーが上がってしまった時も安心です。
ディオ・スペシャルは、特別色を採用したディオの限定車です。2011年2月25日発売のモデルは、車体カラーに高級感のあるパールツインクルブラックを、ホイールカラーにはシャンパンゴールドを採用。さらにゴールドカラーのロゴステッカーにより特別感を高めてあります。1000台の限定で、メーカー希望小売価格は、標準モデルと同じく15万4350円(消費税込)です。
なお、前年の2010年2月12日発売のモデルでは、シックで上質感のあるヘビーグレーメタリック-Uの車体カラーと、ゴールドのロゴステッカーを採用。このときも限定1,000台、価格は15万4350円でした。
女性ユーザーをターゲットに、ディオの使い勝手を向上したのがディオ チェスタです。その最大の特徴は、スーパーのカゴとほぼ同じ容量のフロントバスケットです。バスケットの素材は樹脂ですので、サビませんし、ヘコミにも強く、それでいて約5kgまでの積載が可能ですので、普段のお買い物には十分です。バスケットの上にはシャッターがありますので、走行中の荷物の飛び出しや、収納物が外から見えることを防ぎます。ヘッドライトとフロントウインカーはバスケット下側に設置していますので、荷物で光をさえぎることもありません。スリムでまたがりやすいシートも採用。シート高は690mmです。
インジェクション採用の4ストロークエンジンを搭載するスポーティーな原付スクーター。最高出力は3.3kW。力強い走りと低燃費、充実の収納装備で、通勤や通学にも最適。
軽快な走りで人気の原付スクーター。キーホールシャッターと同時にリヤホイールをロックするG-LOCKシステムを採用。エンジンはインジェクション採用の水冷4ストローク。
上質感のあるスタイリッシュなデザインの原付スクーター。インジェクション採用のエンジンは最高出力3.3kW。メーターパネル下にはフタ付きのハンドルポケットを装備。
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