掲載日:2010年05月28日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
バイク全盛期に登場した個性派バイク・面白バイクが大集合。現行バイクには無いスタイルや機能は、
今だからこそ新しい。編集部セレクトのオススメ15台はコレだ!
バイク全盛期を彩った個性派バイクの数々
今もう一度その魅力を振り返ってみよう
ここ数年すっかりバイクのラインナップが減ってしまい、比較的大人しい(まとまりのある)車両がメインとなりました。今でこそ“個性派は輸入車”のような風潮がありますが、一昔前の国内メーカーが負けず劣らずトンガっていたことはご存知でしょうか。現行モデルからは想像出来ないような個性派モデルや、あっとおどろく面白バイクが多数ラインナップされていたのです。今回の特集ではバイク全盛期を彩った“一味違う”バイクをピックアップ。今見ても新しいエッジなマシンの数々を、是非一度ご覧下さい!
ホンダ ビート
中古相場:5万9000円~8万6000円
そのまま宇宙へ飛んでいってしまいそうなデザインを採用したカットビ系スクーター。足元のペダルを踏み込むと排気系が高回転になるデバイスV-TACSを搭載しているのも特徴。
ホンダ モトコンポ
中古相場:7万98円~150万円
コンパクトカーのはしりとも言えるホンダ シティのトランクにすっぽり収まるように設計されたレジャーバイク。収納時はハンドルを畳むが、その姿はなかなか個性的だ。
ホンダ ズーク
中古相場:2万8000円~13万6500円
所さんの軽快なCMに合わせて登場した都会派ヤングのためのスクーターは、今見ても斬新過ぎるデザイン。専用タイヤのパターンが「足型」になっているのも面白要素と言える。
ホンダ モトラ
中古相場:14万9000円~31万5000円
見た目もゴツいタフなレジャーバイク。通常の3速ミッションの他に登坂用サブミッションを搭載し、登坂力は約23度。パイプフレームは最近のカスタムシーンにマッチするかも
ホンダ ロードフォックス
中古相場:4万2000円~27万3000円
どことなくチョッパー的な雰囲気を感じさせるホンダの3輪スクーター。ジャイロと違いデフを搭載していないため、ダイレクト感のある乗り味が楽しめる1台だ。
ホンダ ストリーム
中古相場:4万5000円~16万6000円
ジャイロシリーズのご先祖とも言えるスリーターシリーズ第一弾。当時のホンダらしい未来的なデザインは、今見ると一回りして新しい。フロントはトランクになっている。
スズキ SW-1
中古相場:25万8000円~63万円
まるでアニメ映画に登場しそうなノスタルジックなスタイルが最大の特徴。単気筒エンジンゆえにパワーは無いが、流麗な姿とまったりとした乗り味にはまるライダーは多い。
スズキ デスペラード
中古相場:15万8000円~55万円
まるでレーサーレプリカのような極太倒立フォークを装着したトンガリ系アメリカン。デスペラード(ならずもの)という名の通り、チョイ悪でなくメチャ悪な個性が魅力だった。
スズキ GSX400Xインパルス
中古相場:-
真っ赤なフレームとヘッドライト部分のトラス構造から、誰が呼んだか「東京タワー」。オフィシャルには“六本木レーサー”とも称された、ストリートファイター系の先祖的1台。
スズキ GSX750Sカタナ(III型)
中古相場:18万8000円~84万円
バイクで唯一リトラクタブルヘッドライトを搭載。エンジンも油冷で認可されたばかりのセパハンも付いていたが、従来のカタナとは似つかぬデザインで一気にレア車街道を驀進。
「速すぎた」ではなく、
「早すぎた」スズキSW-1
ノスタルジックなデザインとベージュのカラーリングを身に纏い、収納スペースも充実させた実用的な250cc単気筒モデル、スズキSW-1。レーサーレプリカ全盛時代に投じられた貴重なユルキャラモデルだったが、このバイクのコンセプトに時代がついてこれなかった。しかし、ほのぼのとした乗り味と個性的な外観は後に認められ、良質な個体は現在でも高値で取引されることもあるという。登場するのが「早すぎた」のか、「遅咲きの名車」なのか…。今デビューしたならヒット間違いなし…かも。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!
ナナハンカタナ最強スペックはコレ
ライトを閉じればエアロフォームだ!
ライトがパカッと開くから「パカタナ」と呼ばれてしまう、幸薄い日本国内デザインの3型カタナ。とは言え、スペック的にはTSCC油冷エンジンにフルフローターサスペンション、当時最新のエアロフォルムを採用と、当時としてはかなり高性能。大型免許取得後つい2台も購入してしまったのは、うっかりではなく必然と言えるだろう。中古で探すなら当時のヨシムラ管付きがオススメ。今のバイクには無いサウンドとフィーリングが楽しめるハズだ。バックステップはマックレーンで!