【Page3】全行程たった130kmなのに8時間を要した充実コース!!

掲載日:2010年04月05日 特集記事原付2種小旅行 ~よかんべ秩父路~    

記事提供/2009年8月1日発行 絶版バイクス4

まさしく原2モデルに最適なツーフィールド!!

全行程たった130kmなのに8時間を要した充実コース!!

ツー目的が何なのかによって、お好みのコースを選ぶことができる秩父路。今回は、広域地図には掲載されていないような舗装林道をメインに午前中を激走!!昼頃にはバイク仲間が営む「お好み焼き屋」さんに到着して昼食。そして午後には秩父市街を経由して「バイクの森おがの」にてクラシックバイク見学。本当に充実した原2ツーを満喫することができました。次はどんなコースで行きますか!?

 

大型バイクならば幹線道路や国道をメインルートにした「自2ツーコース」になると思うが、原2ツーの場合は、大型バイクでは、ちっとも楽しめないような小さなワインディングでも全力疾走できるという爽快さがある。そんな原2ツーならではの楽しさを満喫するため、今回はルート地図のようなコース設定となった。ちなみにドリーム商會グループは、いつも今回のような激走ルート!? を選んでいるわけではない。前述したように奥武蔵秩父方面は観光スポットが数多く、しかも季節に応じた楽しみ方ができるので、そんなタイムリーな原2ツーも楽しんでいるそうだ。

 

今回のルートは、全走行距離にして130km。たった(僅か!!)130kmの距離ながら、午前9時に出発して戻ってきたのが午後5時過ぎ。途中でお昼寝タイムがあったわけではないが、なんと8時間も原2ツーしていたことになる。それほどまでに内容が濃く、走っていて飽きないコースなのだ。

 

特に、お勧めしたい立ち寄りスポットが「バイクの森おがの」である。クラシックバイクコレクターとして有名な大河原敏男さんが所有するバイクを中心に、大河原さんの仲間が所有するクラシックバイクや数多くのスケールモデルを一堂に展示した国内屈指のクラシックバイク・ミュージアムである。今号のクラブミーティング&ミュージアム企画でもリポートしているが、特に、イタリアンバイクと英国製バイクの展示は壮観!! 世界的にも珍しいモデルが、今にも走り出しそうな素晴らしいコンディションで展示されている。この「バイクの森おがの」には、日帰り温泉やイタリアンレストランも併設されているため、様々な角度から楽しむことができる、注目のツースポットである。

 

ツーリングルート●寄居町ドリーム商會→皆野寄居バイパス風布→日本水→彩の国ふれあい牧場→ポピー畑→定峰峠→正丸トンネル→道の駅芦ヶ久保→お好み焼き「Hi~な」→秩父市街→秩父ミューズパーク→バイクの森おがの→天然かき氷「阿左美冷蔵」→R140号彩甲斐街道経由ドリーム商會到着 全行程130km+自宅までの距離

 

目的次第で色々と楽しむことができる秩父路。子供とタンデムでイチゴ狩りツーなんてのも楽しめる。バイクの森おがのには「般若(はんにゃ)の湯」という温泉が隣接しているので、小鹿野名物の「わらじトンカツ」を食べてひとっ風呂浴びて、帰りに天然かき氷を食するなんてのも名案ですね。

 

堂平山は関東各地を眺められる展望明媚なポイント。頂上には天文台があり記念撮影パチリ。山の天気は変わりやすいので、空がゴロゴロいいはじめたら要注意になります。安全第一。

奥武蔵グリーンラインは、首都圏に住む数多くのハイカーが訪れるポイント。奥武蔵の自然を満喫できるドライブコースでもある。ここは正丸トンネル入り口から旧道に入ったところの刈場坂(かばさか)峠。

 

秩父市街は観光客が数多いスポットとしても知られている。旧家屋の佇まいをそのままに、旧街道沿いで商店が営なまれている。近所にパーキングして、散策するのも楽しいかも?

 

清流の県としても知られる埼玉県を代表する荒川。秩父長瀞の岩畳は超有名な観光スポットだが、原2でも川沿いには近づくことができない。長瀞ライン下りも有名で、週末は河原の駐車場が満杯になる。鉄橋の上を走る電車は秩父鉄道。週末には蒸気機関車も運行されているそうだ。

 

原2ツーに慣れているドリーム商會グループは、小型ガソリン携行缶を各自装備。一方、田口栗田コンビは2ストなのに携行缶を持っていないため、途中のSSでガス補給。次から携行缶を持参します。

 

小鹿野町にある「バイクの森おがの」は、官民一体となりバイクで町おこしを実行していることで知られる。ミュージアムは有料だが、世界的に希少なバイクを目前で見ることができる。一見の価値どころか、二見、三見の価値がある!! ヨーロッパ製クラシックバイクが多く(バイクの入れ換えもあるらしい)国産車は少ないが、原2ファンとしてはブリヂストン100TMXに注目!! この時代のバイクは個性的で見ていて飽きない!!

 

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索