掲載日:2017年08月03日 プロが造るカスタム
取材協力/サワダサイクル
取材・写真・文/ガスグラフィックス
フュージョンのフロントサスペンションは特殊な構造のため、簡単にローダウンできない。そのため、大阪の新井硬鉄が手掛けたフロントフォーク加工とローダウンショックという、フュージョン乗りにとってはマストなアイテムがラインナップされているのだ。
ノーマルと似たような形状だがワイドにしたことで、華奢なイメージのフュージョンがほんの少しマッチョなイメージに変わる。シンプルなスタイルでも、要所でボリュームアップできるパーツを組み込むことが、かっこいいメリハリボディを作り出すコツ。
ハンドルはやや絞り込まれたデザインを採用。ハンドル部分のメッキ感は、車体とのイメージにそぐわないため、そのメッキを隠すためにハンドルバーにはラバーを巻いてマットな質感を演出。メッキなどのヒカリモノを使わない、というのがこのフュージョンスポーティースタイルの特徴でもある。
テールランプに被せるだけでエッジ感の効いたリア周りを演出できるテールガーニッシュと、カーボン製リアスポイラーも装着。このどちらもファーストカルム製の商品で、やはりフュージョン乗りにとっては憧れのアイテムとなっている。
バケット風デザインのシートはホールド性も高く、また落ち着いたビジュアルながらもしっかりとした作りで、このシンプルなスタイルを表現する上で意外と重要なアイテム。現在のハードカスタムはFRPフラットシートが主流であることを考えると、完全に真逆のスタイルだ。
限られたボディサイズの中でパワーを追求した結果生み出されたのが、このアマデウスマフラー。エキパイの長さを稼ぐため、このような前方排気となるサイレンサーが採用された。これもフュージョンマニアが欲しがるアイテムのひとつなのだ。
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