掲載日:2017年08月03日 プロが造るカスタム
取材協力/サワダサイクル
取材・写真・文/ガスグラフィックス
今から13~14年ぐらい前になるだろうか。マットブラックやサフェーサー仕上げのままのボディに、蛍光イエローやグリーンといったポップなカラーリングをインナーなどの一部に採用して、ベタベタのローダウンでフュージョンを楽しむスタイルが流行った時代があった。
当時、すでにマジェスティCが発売開始され、ビッグスクーターカスタムの主流は完全に派手な路線へと流れていったあの時に、ひと昔前の古臭いスタイルに見えてしまうフュージョンを、よりスポーティーかつファッショナブルに見せるスタイルだったのだ。絶対的な数は少なかったものの、コアなファンに支えられ、それらは今でも細々とではあるが生き残っている。
ここに紹介するフュージョンも、正にその当時の姿をそのまま残す貴重な1台。各部に装着されたパーツは、現在のフュージョン乗りにとっては喉から手が出るほど欲しいパーツに違いないだろう。初期型はもちろん、再生産モデルの登場からもだいぶ時間が経過した今だからこそ、中古車の価格がだいぶ落ち着いてきたフュージョンで、このスポーティーなスタイルを楽しむのは絶対にアリだ。
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