掲載日:2018年05月08日 試乗インプレ・レビュー
試乗ライダー・レポート/青木タカオ 写真/渕本智信 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事は『ロードライダー vol.435号に掲載された内容を再編集したものです。
被視認性の高いLEDコンビネーションライトは中央にハイビーム、ポジションランプを細長く眉毛のように配置。
反転液晶のデジタルメーターは少ない視線移動で、豊富な情報を把握できる。
シートレールを細く仕立て、リアサスを車体後方へ変更したことで、ボディ幅を拡げることなくシート下のトランク容量を25→28Lに拡大した。
前:90/90-14→100/80-14、後:100/90-14→120/70-14へとタイヤをワイド化し、スポークも5→8本に増えたが、リムを薄肉化するなどして、前後ともに軽量化を実現。
フットスペース平面部は車体前方向へ拡大され、ライポジの自由度がより高くなっている。
左側のクランクケースやドライブ/ドリブンケースフェイスを新設計。駆動系を一新したことで、低速域の加速力をそのままに、中高速域での伸びのある走りを実現したeSPエンジンは、燃費性能も従来同等を誇る。
完成度の高かった従来型に対し、新しさ、走行性能、心地よさ、使いやすさ、経済性……、すべてで上回る性能の獲得を目指したのが新PCXだ。その屋台骨となったのが、新設計ダブルクレードルフレームなのだ。アンダーボーン構造より高剛性が得られ、足まわりやエンジンもより強化できた。PCXらしい余裕ある走りに磨きをかけている。
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