掲載日:2014年04月28日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
125ccのPCXをベースに、新開発の150ccエンジンを搭載した軽二輪クラスのスクーターです。PCXのコンパクトな車体とお求めやすい価格はそのままに、ゆとりのある動力性能と環境性能の両立をキーワードに開発しました。生産はタイホンダで効率的に行い、高品質とリーズナブルな価格を実現、発売となった2012年当時のメーカー希望小売価格は、125ccのPCXに比べ29,000円高の314,000円(消費税別)に設定されました。
このPCX150に搭載したのは、耐久性と静粛性、燃費性能を高めたeSPシリーズのエンジンです。軽量コンパクトに設計した水冷4ストローク単気筒には、オフセットシリンダーやローラーロッカーアーム、知能化した発電制御などを採用し各部のフリクションを徹底的に抑えました。また電子制御のインジェクションにより燃料供給量も最適化し、全回転域でゆとりのあるパワーと良好な燃費性能を実現しました。最高出力は9.9kW/8,500rpm、最大トルクは14Nm/5,500rpm、燃料消費率は60km/h定地走行テストで49km/Lとなっています。さらに信号待ちや渋滞などによる停車時にエンジンが自動的に停止するアイドリングストップ機構を採用、マフラー内にはキャタライザーを設置するなど環境性能の向上にも力を入れています。
スタイリングは、ウインカー一体型の大型ヘッドライトからショートテールカウルにかけて伸びやかで流麗なフォルムを採用。エンブレムはPCX150専用のものとしています。前後のホイールはアルミ製の14インチ、フロントブレーキには3ポットのキャリパーを採用、また前後連動のコンビブレーキで安定した制動を得られるようにしました。収納は容量25Lのシート下スペースのほか、フロントカウル内側に容量1.5Lのインナーボックスも用意し使い勝手を高めています。
フルモデルチェンジ版のPCX150は2014年5月16日に発売です。今度のモデルはヘッドライトやポジションランプをはじめ、すべてのランプ類にLEDを採用しています。またエクステリアデザインの変更によりスタイリングも一新。エンジンは細部の改善が行われ、駆動系には伝達効率と耐久性に優れるダブルコグベルトを、リヤタイヤには転がり抵抗の少ない低燃費タイヤを採用。60km/h定地燃費は従来より3.9km/L高い52.9km/Lとなりました。さらにバッテリー電圧が一定以下になるとアイドリングストップが行われなくなる安心機能も追加。車体色はシルバー、ブラック、ホワイトの3種、価格は(8%税込)360,720円です。
125ccクラス並みのコンパクトなボディに水冷4ストロークの155ccエンジンを搭載したスポーティスクーター。最高出力は11kW、価格は(8%税込)349,920円。
台湾のPGOがリリースするスポーツスクーター。コンパクトでシャープなデザインの車体に、最高出力12kWの水冷4ストロークエンジンを搭載。価格は(8%税込)371,520円。
出力14kWのエンジンを搭載、車体はフルサイズのビッグスクーターより一回り小柄で扱いやすい。フルフェイスヘルメットを2つ収納可能。価格は(8%税込)523,800円。
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