
中型車以上のポイント点火車で一般的なのが、車載バッテリーから一次電源を供給するバッテリーポイント式。「ポイントギャップとFマーク」という点火時期の合わせ方に変わりはないが、このタイプではバッテリーのコンディションも重要になる。

現代の高性能エンジンとは異なり、旧車のエンジンメンテナンスは調整箇所が多い。点火時期の調整に関しても、機種それぞれで様々なパターンがあるが、なかでも2ストロークエンジンモデルの場合は、メーカーそれぞれに特徴があった。ここでは空冷2ストローク時代のモデルでポイント調整を実践してみよう。

しばらく寝ていたバイク、放置され続けていたバイク、比較的高年式でも数年間走らせていなかったバイク。こういったバイクの「コンディションの復旧」にはそれなりに手間取ってしまうものだ。まずは「火花が出るか?」「バッテリーは生きているか?」そして「キャブレターコンディションは?」などなど、大抵の場合は電気系のリコンディションやキャブの清掃などでどうにかなってしまうケースが多い。理解しているつもりでも、そのシューティング手順を間違えたり、勘違いで作業を進めてしまうと、いつになってもバイクは元気良く走らないものである。今号の巻頭特集では「電気」に的を絞って、エンジン始動時に重要なファクターを再確認!! バイクメンテ入門者はもちろん、絶版車や旧車が好きでも「いじりはちょっと苦手……」といったファンにとっては、実用的参考書になるはずだ。

ポイント点火車はメンテナンスが大変だと思われているようだがそれは違う!!確かな結線がなされていれば、確実かつわかりやすい仕事をしてくれるのがポイント点火車である。ここでは電気回路うんぬん以前に、各パーツの働きや正しい配線をするための注意点を確認しておこう。

スト、4ストを問わず、古い小排気量車の点火方式ではフライホイールマグネトーと呼ばれる点火方式がもっともポピュラーだ。バッテリーがなくても点火火花を飛ばせるフラマグ点火は構造がシンプルで、メンテナンスやトラブルシューティングも容易に思えるが、「ポイントギャップと点火時期」をしっかり押さえておかないと、元気な火花は得られない。

物理的に消耗する要素を持たない無接点点火方式には、定期的なメンテナンスが不要という大きなメリットがある。ただ「メンテ不要」と「調整不要」は必ずしも同一ではなく、点火時期の調整が必要な機種もあることを知っておきたい。必要に応じて正しい調整を行うことで、エンジン本来の能力を引き出すことができる。

1966年生まれなので今年で生誕半世紀!! 満50歳を迎える元祖本格スーパースポーツモデルのスズキ250/T20X6ハスラーバイク仲間がアメリカから里帰りさせたのが2014年の春。ベーシックな部分で手が付けられていない現状車が気に入り我がガレージの仲間に加わった。以来、基本的には磨き込み優先でここまで復活させることができましたが……

トラブル内容が明確で、部品交換するだけで修復可能な状況であれば、メンテナンス初心者にとっても比較的容易なのが電気部品の交換作業かも知れない。ここでは昨年末に実際にあった忌々しきトラブルの解決リポートに触れましょう。

今大人気の絶版車シーンの主役は70~80年代に登場した各メーカーのモデルである。この時期は技術的過渡期だったため、様々なメカニズムが鳴り物入り登場。次のモデルチェンジでは何事もなかったように装備されなかった時代でもありました。ここではトラブル実例を紹介しましょう。

点火時期とギャップを合わせることで、ポイント点火車もスムーズで快適な走行を楽しめる。だが30年、40年前に比べるてあらゆるパーツが高性能化している。そんな中でも効果が明確で確実に性能アップできるパーツとして広く知られているのがASウオタニ製SPⅡフルパワーキット。強力着火が実現する理由を解説しよう。

寒さ厳しい季節ですが、今年初のツーリングやキャンプはもう楽しみましたか? 今月紹介するのは、味付けほぼ不要の究極簡単レシピ。料理が苦手な人でも手軽にできるから失敗の心配は無用です! 酒の肴として愛用されるイワシ缶を使って、イタリアンな感じに仕上げますよ。ではさっそく作っていきましょう♪

バイクツーリングをもっと豊かに快適にするインカム。ソロからグループツーリングまで人数を選ばず利用できる現代のライダー必須アイテムだ。

二桁国道では国道58号が最も大きな数字になる。鹿児島市内を起点に海上を通って種子島を縦断、再び海上を通過して奄美大島、さらにまた海上を通って沖縄本島を縦断、那覇まで伸びている長い長い国道。

数年前に某オークションで入手したものの、決して良品とは言えなかった中古のアフターマーケット製2-1マフラー。 今月はサンクチュアリー・リアライズにおじゃまして、このマフラーの補修&リペイントを行ってもらった。

広島市は、広島を広くアピールするとともに市民に郷土愛をより深めてもらおうと、オリジナルデザインを施した原動機付自転車用のナンバープレートの交付を2014年8月から開始した。

今回のモデルチェンジで、新たなバージョンとして追加されたのが、前後ホイールサイズを17インチとしたRSだ。CB1100で共有するゆったり感はそのままに、今日的なスポーツネイキッドらしい走りが作り込まれる

「メンテナンス初心者に最適」という言葉の意味は、メンテナンスが簡単だよ!! と言った意味では当然に無い。トラディショナルスポーツであるヤマハSR でメンテナンスを覚えれば、様々なバイクに応用できるという意味である。1978 年の発売開始から30 数年。大きなモデルチェンジ一切無く生産され続けた今後のSR にも期待したい!!

オートランドサカグチは、車両メンテナンスやカスタマイズはもちろん、レストアやカスタムペイントまで自社内でこなせる、技術力のあるショップ。いわばバイクに関する作業のすべてを、ワンストップでこなせる頼もしい存在だ。仕様もベース車種も熟知し、ディープなモディファイを施したカスタムマシンユーザーも、安心して愛車を任せられる。

1985~1987年に販売されたRG400/500Γは、当時のスズキGP500マシンを忠実に再現したレーサーレプリカ。今どちらの人気が高いかと言ったら、GPマシンに近い排気量とスペックの500の方だが、この機種を得意とするクオリティーワークスの場合、近年は400の作業依頼が増えているそうだ。

Z125PROは、KSシリーズからKSRに続くカワサキのミニモトマシンの最新形態ということができる。ライバル同様の125ccクラスのマシンとして誕生したZ125PRO。今回は、WR’S、SP忠男、BEAMS、OVER Racing、ヨシムラの計5本の政府認証マフラーを比較し、それぞれのマフラーの個性を浮き彫りにする。

便利に使える原付2種クラスで人気を集めているホンダのグロム。今回はスタイルを一新した2016年モデルを使って、WR’S、SP忠男、BEAMS、ヨシムラの4本の政府認証マフラーを比較テスト!

ヨシムラがリリースしたZ125PRO用R-77SマフラーとBAZZAZでエンジンフィーリングは格段に良くなり、素晴らしくスムーズな加速を見せる。小さいだけに効果は抜群。その試乗インプレッションと、開発者インタビューをご紹介。

KTMのオフロードモデルは毎年小変更が行われているが、2017モデルは新設計フレームに新設計エンジンを搭載してフルモデルチェンジ。ここではEURO4をクリアし、ナンバー登録可能な4ストモデルを紹介。

コンパクトなハイパワーエンジンだからこそ良いオイルを小まめに交換したい。2回に1回はエレメントも交換だ。エキゾーストパイプの隙間にあるエレメントを外すには、専用のカップレンチがあると大変便利だぞ!!
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