

掲載日:2008年01月15日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
アメリカンバイクというカテゴリーの中で、ひときわ大きく輝いているモデルといえばヤマハのXVシリーズは外せない存在だ。特に1000ccを超える輸出用モデルは国外の評価も高く、その中でもロイヤルスターなどは各国に大規模なオーナーズクラブが結成されているほど。Vツインエンジンにロー&ロングという基本を抑えながらも常に新しいデザインや機能を取り込んできたXVシリーズは、アメリカンというカテゴリーにいながらもそれ以上の何かを感じさせてくれる。
今回試乗した「XV1900Aミッドナイトスター」も、一目見ただけで「何か」を感じさせる圧倒的な存在感を持っている。大排気量が多いクルーザーの中でもずば抜けて大きい1,854ccのエンジンと、曲線を多用したスタイリッシュなたたずまいは、凡百のモデルにはない迫力。「そこにあるだけ」でここまで圧倒されるバイクにはなかなかお目にかかれないだろう。“センシャル・パフォーマンス&エキサイトメント”というコンセプトのもと、ヤマハクルーザーの集大成として既存のカテゴリーや概念を越えるべく生み出された、フラッグシップモデルと呼ぶにふさわしい一台、それこそがこの「XV1900Aミッドナイトスター」だ。この美しく輝く巨躯がどのような走りを見せてくれるのか、跨る前から期待が高まってしまうもの仕方ない。
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