ホンダ クロスカブ110 Lite(2026)

掲載日:2025年12月22日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

ホンダ クロスカブ110 Lite(2026)
HONDA CROSS CUB 110 Lite(2026)

原付免許や普通自動車免許で運転可能
新基準に対応した原付一種のクロスカブ

クロスカブ110 Liteは、既存のクロスカブ110をベースに最高出力を3.5kWに抑えた新基準の原付一種バイクです。従来、原付一種は排気量50cc以下でしたが、厳しくなる排ガス規制などを背景に車両の基準を変更。125cc以下で、最高出力を50ccと同等の4kW以下に制御した車両が、新たな原付一種として追加されました。そんな経緯で登場した一台が、このクロスカブ110 Liteです。原付免許や普通自動車免許で運転することが可能です。

車体の基本構成は、バックボーンフレームに水平シリンダーの空冷単気筒エンジンを搭載したスーパーカブシリーズ共通のものです。外観デザインは、レッグシールドのないスッキリとしたフロントまわりや、ヘッドライトガードなどが特徴。タウンユースにもアウトドアにも似合うクロスオーバースタイルです。前後輪にはキャストホイールとチューブレスタイヤを採用、フロントブレーキはディスク式で1チャンネルABSも装備します。

パワーユニットは粘り強い出力特性が持ち味です。ボア・ストロークは47×63.1mmで、排気量は109cc。圧縮比は10、最高出力は3.5kW(4.8PS)/6,000rpm、最大トルクは6.9Nm/3,750rpm。50cc版のクロスカブは最高出力2.7kw、最大トルク3.8Nmでしたので、比べれば大幅にゆとりが生まれていることがわかります。また、燃料性能も良好です。30km/h定地走行値では103km/L、WMTCモードでも67.5km/Lという値となっています。

変速装置は4段リターン式です。左手のクラッチレバーはありません。メーター内には速度警告灯を装備するほか、ギヤポジションや時計、平均燃費などを表示する機能を搭載。車両重量107kg、燃料タンク容量4.1L、シート高は784mm。車体色は「マットアーマードグリーンメタリック」、「ハーベストベージュ」、「ボニーブルー」の3種類。車両価格は消費税10%込みで40万1,500円。2025年12月11日の発売です。

ホンダ クロスカブ110 Liteのここがポイント!
  • ● 原付の新基準に適合した最高出力3.5kWのエンジン
  • ● 街中でもアウトドアでも似合うクロスオーバースタイル
  • ● 30km/h定地走行値で103km/Lの低燃費性能

ホンダ クロスカブ110 Liteのライバルはこれだ!

  • ホンダ
    Dio110 Lite

    Dio110ベースの新基準原付スクーター。最高出力3.7kW、シート高745mm。アイドリングストップシステム採用。消費税10%込みで23万9,800円。

  • ホンダ
    クロスカブ50

    14インチのスポークホイールを採用。車両重量100kg、シート高740mm、燃料タンク容量は4.3L。価格は消費税10%込みで30万8,000円。

  • ホンダ
    クロスカブ110

    クロスカブ110Liteのベースモデル。最高出力5.9kW、車両重量107kg。車両価格は消費税10%込みで41万2,500円。運転には小型二輪免許が必要。


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