長野県長野市～大町市周辺

掲載日：2009年05月28日ツーリング情報局 › 甲信越エリア

このレポートは BMW BIKES Vol.42 （2008年3月15日発売）掲載の『BBC Report』を再編集したものです。

信州・美味しいもの紀行

前回、鹿や猪の料理を紹介しましたら、私の周りの人達からあまりにも反響が大きく…。おおむね好評であったものの、次はノーマルな食べ物を、というご注文を頂きました。あの美味しさがわかってないね～！　で、今回は、前回と同じ信州から、飛び切りの美味しいものを二つご紹介。

信州といえばお蕎麦。私の一押しのお店は、長野県大町市美麻にある『山品』。地元産の地粉を水車で挽いた蕎麦が自慢のこのお店、店内には著名人のサイン入り色紙があちらこちらに飾られていて、数々のテレビ番組や雑誌等でも取り上げられた名店。店の作りはなんともいえない素朴な雰囲気で旅情を掻き立ててくれるのでした。今回食べたもりそばは、少し柔らか目の食感で喉越しは良く、色が濃い目のツユは蕎麦と絡むと甘口になる。さすが名店！　美味しかったですよ～。

『いろは堂』のショーケースに飾られた色々な具材のおやき。どれも食べてみたくなります。

次にご紹介するお店は、長野県長野市鬼無里にある『いろは堂』。信州では、小麦粉皮に具を包んでふっくらと丸く焼いたお饅頭をおやきと呼び、かつてはお惣菜として家庭の囲炉裏ばたで焼いて食べていました。具はかぼちゃ、粒あん、野沢菜、しめじ、切り干し大根、あざみ等々。どれもこれもおいしくて、信州で必ず食べて欲しい逸品です。今回は十個入りをお土産として買いました。