山梨から長野へ!それぞれの涼を求めるツーリング

掲載日:2017年08月15日 ツーリング情報局関東エリア    

走行エリア/山梨県、長野県
走行した道/国道141号線、県道603号線、県道17号線、県道617号線、国道20号線、県道487号線、県道50号線、県道16号線、県道40号線、国道152号線、国道299号線
投稿者/プラムフィールドさん 取材日/2017年07月15日

山梨から長野へ!それぞれの涼を求めるツーリングの画像

暑い山梨の涼しげな食べ物!
季節限定の水信玄餅を食べてみる

7月に入り、梅雨を忘れる暑さが続く中での3連休、数日前よりスタートした首都圏ツーリングプランの影響も相まって、この日の高速道路は朝からかなりの渋滞が予想されました。このため、集合場所を山梨の金精軒韮崎店に設定し、予定よりも早めに家を出ることとしました。ところが、下り方面の中央自動車道は予想を超える渋滞が早い時間帯から始まっており、集合場所への到着はオンタイムとなってしまいました。

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さて、今回のツーリングの集合場所であり第1目的地でもある金精軒韮崎店で、季節限定、しかも持ち帰り不可のスイーツである水信玄餅を食べます。水信玄餅は、白州の国産ミネラルウォーターを、その形を維持できるギリギリの柔らかさとなるように微量の寒天で固めたもので、透き通る涼しげな様子が海外でも評判になっています。暑いこの季節に、視覚から涼を取り入れるにはうってつけですよね。お味としては、黒蜜と黄粉を基調としたすっきりとした甘味が口の中に広がります。水信玄餅は、金精軒の本店でも食べることができますが、韮崎店には駐車場が併設されているため、マスツーリングの際の利用に便利です。

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水信玄餅を食した後は、さらに冷たいモノで、身体に涼を取り込みたいと思います。その目的地は、シャトレーゼ白州工場です。金精軒韮崎店からシャトレーゼ白州工場までは、通常30分そこそこで行ける距離ですが、渋滞などの様子によっては時間が読み辛くなるので、余裕を持って移動するのが良いでしょう。国道141号線沿いにある金精軒韮崎店からのルートとしては、国道20号線へアクセスできれば簡単なのですが、敢えて20号を使わず県道を上手に利用することで、渋滞を避けた気持ちの良いツーリングが可能となります。今回は、山梨の地元ライダーさんに先導していただいたので、快適ルートで向かうことができました。具体的には、国道141号線を北上し、桐ノ橋の交差点を左折し、県道603号線へ入ります。その後、穴山郵便局前という交差点を右折し、県道17号線へ。県道17号線では、日野春跨線橋手前のT字路を左折して、県道617号線に入ります。県道617号線では、山間を抜けていく関係上、後半に短いワインディングが存在し、爽快な気分を味わう事ができます。

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県道617号線の花水坂入口という交差点を右折すると、いよいよ国道20号線です。国道20号線は、都心から長野まで抜ける主要な二桁国道であるため混雑が予想されましたが、この日は高速道路使用者が多かったのか、殆ど渋滞せずに進む事ができました。国道20号線を北上し、前沢上という交差点を左折すると、シャトレーゼ白州工場に到着です。工場へのアプローチは、森に囲まれた短い舗装林道を通るため、清々しい気分にさせてもらえます。シャトレーゼ白州工場では、アイスを作る過程の見学の他、”出来立てヒエヒエ”のアイスを試食する事ができます。試食と言ってもあなどってはいけません。季節や時期などによっても違うようですが、最中やバーアイス、カップアイスなど、様々な商品そのものが試食として食べられるのです。なんとも太っ腹ですね。油断して食べていると、こちらのお腹が本当の太っ腹になってしまいそうです。

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シャトレーゼ白州工場で体にクーラントを注入した後は、国道20号線をさらに北上し、諏訪湖を目指します。諏訪湖までのルートでは、高速道路を使う事も可能ですが、金精軒韮崎店からシャトレーゼ白州工場までの道程を考慮すると、この日は下道が空いていると予想ができ、下道で諏訪湖へ向かうこととしました。コレが大当たり!殆ど渋滞する事なく諏訪湖まで行く事ができました。諏訪湖周辺では、流石に多少混雑がありましたが、気にする程ではありません。

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国道20号線で諏訪湖周辺に入ると、飯島という信号があります。ここを直進すると、県道487号線に入り諏訪湖沿岸へアクセスすることができます。諏訪湖沿岸の川上大橋の交差点を左折して諏訪湖沿岸に沿って進むと、石舟渡という交差点があります。これも諏訪湖沿いに右折すると“山ぼたん”さんに到着です。こちら、“山ぼたん”さんは、山梨のグルメライダーさんに教えていただいたお店で、ソースかつ丼を中心としたメニューのお店です。流石にグルメライダーさんお勧めのお店だけあり、眼前に広がる諏訪湖を眺めながら、肉厚ですがとても柔らかいとんかつをいただくことができました。

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さて、お腹を満たすと、眠くなるのがツーリングです。眠くなる前にちょっと涼しいところへ行って目を覚まそう!ということで、ビーナスラインの霧の駅を目指します。“山ぼたん”さんから霧の駅へのアクセスは、まず、諏訪湖沿いを戻って県道487号線へ入ります。そこから、四賀赤沼、四賀善門寺の各交差点を左折すると、大きく戻ることなく国道20号線へ入る事ができます。国道20号線からは、本町の交差点を右折して、県道40号線へ入り、道なりに進むと霧の駅です。国道20号線から霧の駅までの県道40号線は、程よいワインディングが続く気持ちの良い道です。標高の上昇と共に気温の低下を体感する事ができ、暑い季節の中の“涼”を体感することができるでしょう。

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暑い季節、涼を求める気持ちは皆一緒なのでしょう。霧の駅の駐車場は、大盛況でした。また、この日は風も穏やかで、グライダーの飛行などを見る事もできました。道だけでなく、色々なところに視線を向けると、面白いものを見る事ができますね。霧の駅からは、美ヶ原方面を目指そうと思ったのですが、少々時間が無さそうだったので県道40号線を下り、白樺湖方面へ抜けることとしました。霧の駅から白樺湖へ向かう県道40号線沿いには、黄色いニッコウキスゲが見頃を迎えていました。緩やかなワインディングと良い景色、さらに高原の香り・・・ツーリングの楽しみが凝縮された道ですね。

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白樺湖で休憩した後、帰路をどうするか決めました。茅野市街方面へ下って中央自動車道で帰る組と、国道299号線で群馬方面へ抜ける組に分かれることとなり、国道152号線を南下した後、中央自動車道組と別れ、国道299号線へ入りました。国道299号線の麦草峠は、やや道が荒れた長いワインディングで、車通りが少ない事から、とても楽しく走る事ができました。自然豊かな道なので、途中で鹿の親子にも出会う事ができました。ぶつかると大変なので、走行には十分気をつけてください。国道299号線で佐久方面へ抜けた後、さらに国道299号線で進もうかと思ったのですが、途中通行止めになっている場所があるようだったので、国道141号線から国道254号線へ入り、道の駅しもにたまで走りました。時間帯のせいもあるのでしょうが、とても空いていて走りやすい道でした。道の駅しもにたからは、上信越自動車道の下仁田ICへ入り、帰宅しました。今回のツーリングは、天気にも恵まれ、とても楽しいツーリングになりました。暑い季節、水分補給には十分気をつけて、涼を求めるツーリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

立ち寄りポイント・スポット紹介
  • ● 金精軒韮崎店(山梨県韮崎市中田町小田川154番地)
  • ● シャトレーゼ白州工場(山梨県北杜市白州町白須大原8383-1)
  • ● 山ぼたん(長野県岡谷市湊5-13-7 ビレッジ2F)
  • ● 霧の駅(長野県諏訪市霧ケ峰)
  • ● 白樺湖(長野県茅野市北山白樺湖)

レポーター プロフィール
プラムフィールドさん
所有バイク/DUCATI S2R800
さまざまな車種を乗り継いできましたが、結婚を期にすっかりバイクから遠ざかってしまっていたところ、昔あこがれていたバイクに偶然出会い、気軽に楽しむをモットーに復帰したリターンライダーです。

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