真鶴半島ツーリング

掲載日:2012年01月11日 ツーリング情報局関東エリア    

投稿者/小林ヨウスケさん | 取材日/2011年 秋

ツーリング情報局

神奈川の南端に位置する
真鶴半島を楽しむ一日

緩やかな弧を描く相模湾の、神奈川県の西端にあるのが真鶴町。味わいのある街並みと、新鮮な魚介類で知られる小さな港町です。高速道路がないので交通の便が良いとは言い難い場所ですが、東西どちらからでも海沿いの道でアクセスできるので、ライダーにとっては楽しい道中となるでしょう。

 

真鶴半島先端の、真鶴岬を一周する道路は林の中の道。この林は「魚付き保安林」と呼ばれるもので、古来より、海岸線の森林を守ることが豊漁に繋がると信じられ、神社林の様に扱われてきました。近年では、それらが海と陸の生態系の繋がりを保ち、漁業にとっては重要であることが研究により裏付けられています。この岬の先端には三ツ石と呼ばれる浅瀬があります。ここは神奈川でも有数の初日の出スポットであり、干潮時に露出する岩場を徒歩で渡ることができます。この三ツ石を初め、真鶴半島は石の半島としても知られています。また、箱根の火山活動によりできた小松石は、溶岩が比較的早く冷えて生成され、耐久性、耐火性に優れた石材として評価されています。真鶴はこの小松石の唯一の産地として知られ、庭石、記念碑、墓石に多く使われています。

 

さて、社会勉強の後はグルメの時間。岬の入口にある岩漁港は、相模湾の近海物が揚がる漁港として知られています。魚市場の上には、町営食堂が併設され、休日には多くの人で賑わいます。ここに限らず、町内には真鶴に揚がった魚介類を楽しめる食事処が多くありますので、愛車を停め町を散策しながら、気に入った場所で食事をするのも楽しいかと思います。

 

真鶴町では、20年ほど前に「まちづくり条例」が制定されています。それは、この町の持つ素朴さをずっと残していくための条例であり、数値では表現することが困難な景観についての基準を、言葉と絵によって表現し基準化する試みがなされました。町内を歩くと何気ない風景ですが、なんだか懐かしさを覚える場所があちこちにありますので、半日ほど掛けてウロウロ歩いてみることをオススメします。

 

 

三ツ石へは干潮時に渡ることが可能。

三ツ石へは干潮時に渡ることが可能。

真鶴魚座の魚座丼。

真鶴魚座の魚座丼。

岩漁港の風景。半島の緑は歴史ある魚付き保安林。

岩漁港の風景。半島の緑は歴史ある魚付き保安林。

今回のツーリングルート

真鶴駅 → 三ツ石 → 真鶴魚座 → 岩漁港


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スポット紹介

真鶴魚座

所在地/神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1947-2

Tel/0465-68-6511

営業時間/[食堂] 11:00~17:00 (16:00 オーダーストップ)

定休日/水曜

URL/WEBサイト

小林ヨウスケさん Yousuke KOBAYASHI (BMW BIKES Correspondent)
プロフィール
小林ヨウスケさん
Yousuke KOBAYASHI (BMW BIKES Correspondent)

1973年/静岡県生まれ。2009年に転勤のため千葉へ。山間の集落や、海辺の漁村などをノンビリとツーリングし、
土地ならではの食材や地酒探しをするのが一番の楽しみ。天下無敵の雨男のため、仲間からのお誘いがすっかり減ってしまったのが最近の悩み。

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