道の駅 なるさわ
投稿者／バイクブロス×マガジンズ編集部 | 取材日／2010年5月8日
富士五湖に囲まれた巨大道の駅
屈指の規模と設備が自慢
国道139号線沿いにある道の駅「なるさわ」。富士五湖に囲まれるように位置するこの道の駅は、関東近県でも屈指の規模を誇る巨大道の駅と言えるでしょう。合計250台以上を収容可能という駐車場のバックには富士山の雄大な景色が広がり、いつも多くの観光客で賑わっています。産直品販売所、休憩・情報スペースを擁するメイン建物のほか、入場無料の鉱石ミュージアムや地下300メートルから汲み上げた名水コーナーなどもあり、温泉施設までもが隣接。道の駅としては抜群の充実度なのですが…。一ライダーとしての目線から見ると「何かが違う…」と感じてしまいます。巨大駐車場でありながらバイク用のスペースは無く、それについて案内もされていません。そのため、混雑のなか駐車スペースの有無を確認するためにいったい何台のバイクが右往左往していることか…。恐竜も登場する立派な鉱石ミュージアムとて、ショップへの誘引という意味合いが強く少々興ざめ。温泉施設への誘導看板を設置する前に、同じ利用者であるライダーに対してインフォメーションを充実させてはどうかと思うのですが…。
所在地 ／〒401-0300 山梨県南都留郡鳴沢村字
ジラゴンノ8532番地63
路線名 ／国道139号線
電話番号／0555-85-3900
定休日 ／年中無休
営業案内／休憩室、インフォメーションコーナー：
午前8時30分～午後5時
物産館：
夏期（5月～10月）午前9時～午後8時
冬期（11月～4月）午前9時～午後6時
道の駅 なるさわ・写真ギャラリー
全ての駐車場を合わせて普通車226台、大型車23台、身体障害者用4台という巨大駐車場。バイク用スペースがないのは良いが、これだけ大きな駐車場であればそれをアナウンスすべきだと思うのだが。
産直品販売スペースも大賑わい。野菜やソーセージ、タマゴから、ハーブや盆栽・鉢植えまで揃っている。特に野菜は大人気で、売り切れとなった棚も目立つ。ただし、地元産ではない品物も多いのはやや残念。
ちょっと目を惹く土産物が鹿肉ソーセージ。これは増えすぎた数を調整するために地元の猟友会が撃った鹿の肉を有効利用したものだ。独特の香りがあるが、とても美味しくビールなどに良く合う味だ。
道の駅 なるさわ・レポーターチェックポイント！
1.00案内が行き届いていない巨大駐車場はかえって不便。事実、駐車スペースの有無を確認するために多くのバイクが右往左往していた。
3.00屋内外のベンチや鉱石ミュージアム内などを合わせれば休憩スペースはかなり豊富。ただし、どこも人が多く落ち着かない。巨大道の駅の宿命か。
3.00富士山をバックに立派で清潔なトイレ棟がある。しかし男10、女8、身体障害者用各1と混雑時にはやや待たされる可能性あり。
2.00これだけの設備を誇りながら、意外にも飲食店は手薄な印象。軽食堂があるが、名物の「富士桜ソフトクリーム」のほか、「おやき」など、おやつがメイン。
3.00野菜、ソーセージ、タマゴなど、産直品は豊富。ただし、地元産以外の品物も多いので地元産品をお土産にしたい人は要注意。
主観に基づくものです。
道の駅の施設や利便性に対する
正確な評価ではないので、
参考としてご覧ください。
道の駅 なるさわの地図
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