『たびたび、旅へ』

第19話 眠いときの対処方法

掲載日:2017年11月23日 タメになるショートコラム集たびたび、旅へ    

Text & Photo/NOBUWO

本来なら、こんな景色のいい場所でキャンプ用のマットを敷いて昼寝するのが最高。北海道の洞爺湖を見下ろす壮瞥公園にて。

僕は東京の片田舎に住んでいるのですが、週末にツーリングに行く場合は、どこに行っても帰りは渋滞にあいます。

東名、中央、関越、東北、常磐、アクアライン……。どの高速道路も週末の夕方から夜は渋滞することが多いですよね。で、ツーリングだと早朝に出ることもあるので、夕暮時に長い渋滞が続くと僕は猛烈に眠くなってしまいます。

そんなとき皆さんはどう対処しているでしょうか。僕は基本的に最寄りのSAやPAのベンチで20分ほど仮眠をとるようにしています。20分でも寝るだけでぜんぜん違いますからね。

また渋滞をスマホアプリなどで事前に把握して、時間調整をすることもあります。漫画喫茶、ネットカフェ、日帰り温泉などを利用して、渋滞が解消される時間まで温泉につかったり、仮眠をとるなど、時間を調整するわけです。

そういえば、新東名高速道路限定のことですが『ドライバースポット天神屋』という店舗が、とても便利なことをご存知でしょうか。天神屋は静岡おでんやお弁当などが並ぶ店舗ですが、奥にシャワー室とリフレッシュブースという仮眠スペースもあるんです。

1畳ほどスペースにリクライニングチェアがあり、なんと3時間500円という格安料金で借りることができます。シャワーも10分200円なので、公の場所で休めないという人や、汗だくでさっぱりして帰りたいという人には利用価値が大きいでしょう。

また仲間とツーリングしていると、眠くなってしまった際に自分だけ止まることに気を使いがちですが、事故ってしまっては意味がありません。

「ちょっと眠いから、皆さんお先にどうぞ」

そう断れば、無理を言う仲間も少ないでしょう。

一人にしろ、マスにしろ、眠くなったらとにかく無理をしないことが大事。高速道路では最寄りのSAやPA、一般道ならガソリンスタンドの休憩椅子、イートインスペースのあるコンビニ、ファストフード、カフェなど、少しでもいいので休憩するようにしましょうね。

天神屋のある新東名のSA・PA(上り・下りともに24時間営業)】
駿河湾沼津、静岡、浜松、掛川

新東名のSA・PAにある天神屋。おでんやおにぎりなど手作りの食事が人気。この奥に仮眠ブースがあることはあまり知られていない。

これが天神屋の仮眠スペース。なんと3時間500円というリーズナブルさ。狭いスペースだが、プライベートが保たれるので仮眠には充分。2、3部屋しかないので、埋まっていることも。

10分で200円とシャワーもリーズナブル。夏場で汗をかいた日は、ここでシャワーを浴びて仮眠すれば、リフレッシュできること間違いなし。

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