『ウェア屋さんのひとりごと』

いよいよ秋冬物が出揃ってきました!

掲載日:2011年10月06日 タメになるショートコラム集ウェア屋さんのひとりごと    

Text/Junichi FUJIMOTO ( RS TAICHI )

ただ今、日本GPが開催されるツインリンクもてぎへ向けて移動の車中でこの原稿を書いていますが、天気予報では土曜日から “平年並以下” まで冷え込むと聞いています。時期的にも今年の秋冬物が店頭にも並び始めたので、『ライディングウェア、種類とその選び方について』 の続きという感じで、“冬物” とはどの様なものかについてお話をしてみましょう。

これから需要の高まる “冬物” と今までの “春夏物” との大きな違いは “防寒・防風性の高さ” にありますが、その中間に当たるオールシーズンジャケットは 『秋口のジャケット選び』 でお話した様に、ベンチレーション等の温度調整機能を持つアウターと、やや軽めの中綿入り着脱インナーを組み合わせています。本格的なウインタージャケットに比べると、極寒の時期や長時間に及ぶライディングでは寒さを感じる場合もありますが、着心地が軽く、高機能アンダーウェアを組み合わせることで充分な防寒効果を得ることが可能です。ウインタージャケットと呼ばれるものは中綿も多くなり、アウタージャケットも防風性を高めたものを組み合わせることで、外気の遮断とジャケット内の保温効果を更に高めた構造になっています。ただその分アウターのサイズが大柄になるため、着脱式のインナーを外して着用する際はダブつきも多く、一時的な温度調整程度に留めておくのが無難と言ってイイでしょう。必要となる防寒性のレベルについては、主に使用するする時間帯や気温、連続で何時間位ライディングするか、もしくは寒がりかそうでないか等々、考えられる組み合わせは無数にあるので、ひとまず大雑把に。

まず、“軽い着心地と細かい温度調整が可能なオールシーズン” と、“1着でしっかり寒さをしげるウインター” に分かれますが、個人的には “暖冬” と頻繁に言われる昨今、細かい温度調整が可能なオールシーズンジャケットに少し分があるのかな? と思います。常温で過ごしやすい時期はアウターのみで、少し寒くなればインナーを装着。更に寒く感じたらインナーを追加など、気温に対する細かい調整が可能なオールシーズンに対し、“1着でシッカリ暖かい” のウインタージャケットといったところでしょうか。

と、このあたりで時間(字数)切れとなりそうなので、続きは次回に。皆さんもご自身のライディングシーンを想像しながら、「どんなウェアがあれば快適だろう?」と想像しておいてください。

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