掲載日:2021年04月14日 フォトTOPICS
取材協力/日本自動車輸入組合 写真/小松 男・バイクブロスマガジンズ編集部 文/小松 男
昨年新型コロナウイルスの影響で中止となった日本自動車輸入組合主催の、第6回JAIA輸入二輪車試乗会・展示会が、2021年4月7日(水)~8日(木)に開催された。このイベントはウェブや雑誌媒体など様々なメディアに向けて行われるものであり、日本で輸入販売されている世界各国の主要バイクメーカーが集い、最新モデルの試乗や展示がされる。開催当日は晴天に恵まれ、多数のバイクメディア関係者が集まった。その中からKTM及びハスクバーナ・モーターサイクルズのブースをフィーチャーする。
KTMとハスクバーナ・モーターサイクルズは、それぞれ別のバイクメーカーではあるが、現在はKTMがハスクバーナ・モーターサイクルズ(フサベル、ガスガス含む)を傘下としており兄弟関係にある。両者ともにオフロードバイクの世界で活躍しその名を世に広めてきたが、現在はロードモデルの開発も熱心に進めている。KTMは今期、890デューク、890アドベンチャー、890アドベンチャーRの新型を導入することがアナウンスされている。既存車種も2021モデルでカラーリングの追加などがされブラッシュアップされる。キスカ社の手によるデザインは、どのモデルであっても一目でKTMだと分かる特徴的なものであり、しかもひとたび走り出せば、極上のスポーツライディングをもたらしくれるパフォーマンスを備えている。
一方ハスクバーナ・モーターサイクルズは、2018年に登場させたモダンテイストを持つスクランブラーモデル、スヴァルトピレンに新たに125ccモデルを追加。維持費を抑えながら輸入車ならではのプレミアムなバイクライフを楽しめる一台に仕上げてきた。
890デュークRに続き、スタンダードモデルも排気量が引き上げられ890デュークへと進化。コンパクトなシャシーに、パワフルかつ扱いやすい889cc並列2気筒エンジンを搭載。日本の道との相性も良く、歴代モデルで高い人気を誇る。価格は126万9000円。
ザ・ビーストの異名を持つ、デュークシリーズの長兄、1290スーパーデュークRは新色が追加された。数多くのストリートファイターモデルの中でも異彩を放つスタイリングは、どこに置いても注目の的。見た目とは裏腹に乗りやすいが、勿論凶暴な一面も併せ持っている。
2020年に登場し注目を浴びた1290スーパーデュークGT。1290スーパーデュークをベースとし、スクリーンの装備やポジションの変更などが施され、ツーリング性能を引き上げた一台だ。エンジンは175馬力を発生するVツイン。タンクカバー部のエッジの張り方が強く、独特なデザインとなっている。価格は236万円。
数々のラリーレイドで栄光を勝ち取ってきたKTMのアドベンチャーパフォーマンスを、普通二輪免許で味わうことができる250アドベンチャー。軽量コンパクト、そして快適かつスポーティであり、ストリートからロングツーリングまで幅広いステージで快活な走りを楽しめるパッケージとなっている。価格は67万9000円。
ハスクバーナ・モーターサイクルズでは2021モデルで追加されたスヴァルトピレン125に注目。オフロードタイプのタイヤやワイヤースポークを採用したモダンスクランブラースタイルは、ライバル不在のデザインだ。125ccなので税金や保険面においてもコストが抑えられるのも嬉しい。タンク上部は純正バッグのステーとして、また荷物ラックとしても使うことができる。
スクランブラーのスヴァルトピレンに対し、モダンカフェレーサースタイルで纏められているヴィットピレン401。セパレートハンドルとロードタイヤの組み合わせで、ストリートからワインディングまでエキサイティングなスポーツライドを堪能できる。何よりもデザイン性の高さで見る者の心を奪う。価格70万円
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