最新モデル試乗速報 ホンダ VT400S

掲載日:2010年12月21日 フォトTOPICS    

取材・文/バイクブロス×ウンノリョウジ  撮影/ バイクブロス×マガジンズ編集部

兄弟車シャドウ系と同じ水冷4ストロークのV型2気筒エンジンは、大排気量ほどのパンチ力はないものの、軽快にまわせるエンジンとして定評が高い。

人気のスタイルが400ccで登場
コンセプトはカジュアル・ロードスター

2010年の10月末に発表されたVT400S。このシリーズは「カジュアル・ロードスター」を開発コンセプトに掲げ、同年の春にVT750Sがリリースされている。水冷V型2気筒エンジンにインジェクションを搭載。容量は控えめのティアドロップ型フューエルタンクからシートへの流線型、右2本出しのマフラーなど、率直に言えば全体のスタイリングはハーレーのスポーツスターシリーズを思わせるデザインだ。では、その乗り味はどのようなものなのか。

来週公開の試乗インプレッションに先立ち、今回はVT400Sをフォトトピックスでお届けしよう。

フォトTOPICS(写真点数/11枚)

01電子制御燃料噴射装置PGM-FI、いわゆるインジェクションを採用。右手の動きに合わせた軽快なレスポンスと高い燃費性能を実現している。

02右2本出しのエキゾーストパイプはキャタライザー(触媒装置)により環境性能への配慮も怠らない。足を火傷しないよう、ヒートガードが取り付けられている。

03ガソリンタンクの容量は10L。高速道路を使ったロングツーリングでは少し心許ないサイズではあるが、やはりこの軽快なルックスは捨て難い。

04180km/hまで表示するシンプルなスピードメーター。表示を切り替えるボタンはメーター上部に設置。なおタコメーターは未採用。

05アップライトなポジションとシンプルなメーターによく似合うコンパクトなヘッドライト。カスタムの定番ベーツタイプのようなスタイリッシュなデザインだ。

06プリロードの調整が可能なツインショックアブソーバーを採用。マフラーがない左側はいささか寂しいデザインだが、チェーンメンテナンス時のアクセスは良好。

07路面からの衝撃を吸収しながら、サスの沈み込みをしっかりと伝える純正シートは優秀。スペックでのシート高750mmという数値よりずっと低く感じる。

08リアフェンダー付近にはヘルメットホルダー荷掛けフックを装備。写真中央の2本のボルトにより、オプションのシーシーバーやサイドバッグを無加工で取り付けできる。

09イグニッションは車体左側のサイドカバー付近に設置。Honda独自の盗難抑止機構「H・I・S・S(Honda Ignition Security System)」でコピーキーでの盗難を防ぐ。

10ハンドルロックはトリプルのアンダーブラケット裏側に設置。盗難抑止に効果的な強化ハンドルロック機構、強化キーシリンダーを採用している。

11左手のスイッチボックスには、ヘッドライトのHI/LOW切り替えスイッチ、プッシュキャンセル式のウィンカー、ホーンのみ。レバーホルダーなども極力シンプルな仕上がり。

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