掲載日:2010年02月16日 フォトTOPICS
取材・文・撮影/バイクブロス×マガジンズ編集部 ムラヤマ
海外で発売されていた「グラディウス」の国内向けモデルとして、400ccクラスへ排気量を変更。ABSを採用してデビューとなった。
昨年10月のモーターショーで発表され、同年の12月に発売されたばかりの新ネイキッドマシン「グラディウス400ABS」。ヨーロッパ市場で人気を得ている650ccVツインエンジンを搭載した「グラディウス」の国内市場向けバージョンで、今回のデビューにあたり“日本専用”と言えるほど細部までリファインされているのが特徴だ。試乗インプレッションで気になるパフォーマンスをお伝えする前に、まずはディティールカットをご紹介。現行国内向けラインナップには無い、曲線を活かしたグラマラスなフォルムに注目して欲しい。
01ユニークなヘッドライト形状が目を引く。上部のふくらみはポジションランプとなる。夜間走行でも明るさは十分だ。
02タコメーターをセンターに置くレイアウト。レアな装備としてギアポジションインジケーターを採用している。意外と便利だ。
03低回転からトルクフルでスムーズな加速を楽しめる水冷Vツインエンジン。高回転の伸びもエキサイティングだ。
04小型のABSユニットはマスの集中を意識して、右のタンデムステップ近辺に配置。従来型に比べて約0.2kg軽量化されている。
05ABSの作動は分かりやすく、感触がマイルドでコントロールしやすい。ABSのおかげでブレーキング時の安心感が大きく変わった。
06車名の由来にもなった刀剣をイメージさせる鋭いマフラーカバー。排気音がパルシブで耳に心地よいのもグラディウス400ABSの美点。
07曲線を多用したデザインも特徴のひとつ。流麗なデザインのトレリスフレームを、印象的な樹脂パーツを使ってまとめ上げている。
08身長174cmの筆者だと膝がまがるほど足つきが良い。ただ、その分シートが薄くなっており乗り心地には不満な点も残る。
09シート下には書類と車載工具を収納。ヘルメットホルダーは左右2ヶ所に配置されている。追加で小物を入れる余裕はあまり無い。
10写真では分かり難いが、ソリッドカラーのように見えて、中に細かいフレークが輝く塗装。日の下で見るとキラキラと輝いて美しい。
11タイヤはダンロップ製のクオリファイヤーを履く。スポーツレンジに位置しており、ワインディングなどでのアグレッシブな走りにも対応する。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!