掲載日:2019年09月15日 プロが造るカスタム
取材協力/ストライカーシステムヨコハマ記事提供/ロードライダー編集部 ※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。
このゼファー1100は、関東ゼファー祭りの主催、梅松さんの愛車。若き日はCB-FやGSX-R750に乗っていた梅松さんが、この車両を手に入れたのは1995年で、以後はゼファーひと筋のバイクライフを送ってきたが、これまでに乗り換えや増車を考えたことはないのだろうか。
「そういうこともありますよ(笑)。でもそんな意識が芽生えた時に、ゼファーはカスタムで気持ちがリフレッシュできるんです。この車両は、基本的な仕様は10年ほど前から変わっていませんが、その間もヘッドライトまわりやシートカウル、リアブレーキなどに手を加えて楽しんでいます。逆にカスタムという楽しみ方がなかったら、僕はとっくに他車に行ってたでしょう」(梅松さん)
もっとも梅松さんによると、ゼファーはカスタムパーツがとてつもなく豊富なため、安易なカスタムを行うと、乗りづらくなることもあるそうだ。「ゼファーには限らないんですが、カスタムを効率よく楽しもうと思ったら、やっぱり主治医になってくれるショップが必要だと思います。
僕の場合は昔からストライカーさんが面倒を見てくれているので、これまでのカスタムで大失敗した経験はありませんが、これがもしひとりでいじっていたとしたら、どこかで泥沼にハマった可能性がある。 そう考えると、主治医のストライカーさんが親身に相談に乗ってくれたからこそ、僕は20 年以上に渡ってゼファーに乗り続けているのかもしれませんね」(同)
ビキニカウルはGSX400インパルス用がベースで、ヘッドライトは7インチ径のLEDに。アルミ製ガソリンタンクはビーター。特徴的な外装類のラップ塗装は、梅松さん自身が行った。
計器類は全面変更。右にはACEWELLの速度/回転計、左にはデジタル式油温計とギヤポジションインジケーターが収まる。
FRPシングルシートカウルはレオパルドで、内部は小物入れスペース。
エンジンはモリワキφ80mmピストンで排気量を1062→1258ccに。ムービングパーツの重量合わせやコンロッドの軽量化なども行われている。吸排気系はTMRφ38mm+ストライカーだ。
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