HOT&COOL RZ250(ヤマハ RZ250)

掲載日:2019年05月26日 プロが造るカスタム    

取材協力/ホット&クール
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2018』に掲載された内容を再編集したものです。

HOT&COOL RZ250(ヤマハ RZ250)のカスタム画像

HOT&COOL RZ250(YAMAHA RZ250)

サーキットでも走りを楽しめる
「理想のRZ」を目指して

「以前レースをやっていたので、サーキットに持ち込んでも楽しく走れるマシンをRZベースで作りたいと思っていたんです。それでホット&クールまで直接行って、車両製作をお願いしました」そう語るのはこのRZのオーナー。

写真は九州の2ストミーティング(年に2度、春と秋に定例開催。原付のみ等含めて年に7回ある)で撮影されたもので、オーナーも九州在住。にも関わらず、なぜホット&クール(愛知県一宮市)にモディファイを依頼したのかというと、職業が九州~関東間を走る長距離ドライバーだからだ(依頼したいショップが通り道にあったのである)。具体的な仕様を詰めるにあたっても同店に足を運び、綿密な打ち合わせを何度も行ったという。「代表・松原さんにも感謝です」とオーナー。

HOT&COOL RZ250(ヤマハ RZ250)のカスタム画像

カスタムは初期型(4L3)250をベースにフロントまわりはTZR250R(3XV)、リアまわりは1989・TZのパーツを中心に流用。エンジンはフルオーバーホールを施したRZ350R用ユニットで、足まわり変更、パワーアップに対応するため、フレームには4カ所の補強が追加されている。RZ/TZ/TZRなど、ヤマハ系パーツのいいとこ取りといった印象で、これをベースにホット&クールがセッティングを施しているのだから、走りの実力は推して知るべしといったところだ。

頼む側の情熱と、作る側の技術、姿勢が、これ以上ないバランスで融合されたRZ。やはり人と人の出会いとは重要だなと思うのである。

HOT&COOL RZ250の詳細は次ページにて

こちらの記事もおすすめです

この記事に関連するキーワード

新着記事

タグで検索