掲載日:2017年05月17日 プロが造るカスタム
取材協力/SSK
取材・写真・文/モリヤン
デビュー当時、あまりにやんちゃな性格ゆえに、ライダーを選ぶとまで言われたMT-09だったが、モデルチェンジを経てずいぶんと乗りやすいバイクへと進化した。しかし、旧型のスパルタンな乗り味こそこのモデルの本質と思う熱烈な愛好家に支持されて、旧モデルの人気は現在も高いという。
そんな旧モデルをベースとして、性格に似合ったカスタムを施すには、やはり機能面の充実を図ることが一番である。スポーツバイクのカテゴリーに新しい風を吹き込んだこのモデルならではのカスタムは、よりストリートでの機能性とルックスを進化させることで、SSKお得意のドライカーボンパーツは数多く取り付けられている。そして、リデア製のアルミビレッドパーツも高級なイメージを醸し出し、ノーマルでは本来装着されていないアンダーカウルも追加されて、より軽快なイメージへと変貌を遂げているのだ。
フロントカウルのスクリーンとアンダーカウルはスキッドマークス製。旧MT-09の性格を、そのまま進化させたスポーツツアラーとしてのカスタムが完成した。