掲載日:2017年01月30日 プロが造るカスタム
取材協力/クラスフォーエンジニアリング
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2015』に掲載された内容を再編集したものです
ドラッグレースにルーツを持つロー&ロング系USカスタムにいち早く着目してきたクラスフォーエンジニアリング。最近ではリアタイヤの240化、スイングアームのストレッチ、ローダウンなどはかなり定番化してきたという印象があり、このZX-12Rのように、ノーマル+α的なアプローチでさらっと乗るオーナーもかなり多くなっているとのこと。
「この車両に関して言えば、ホイールもスイングアームもフレームと同色のブラックで統一してるので、さらに違和感ないというか、いかにもカワサキっぽいスポーティな印象になってると思います。8インチロング×240幅タイヤくらいだと、街乗りとかツーリングでもほとんど違和感ないですしね。パーツの豊富さから言えば、ベースとしてお薦めなのは、やっぱりハヤブサ、GSX-R1000、ZX-14R/12R、ZX-10R、あとYZF-R1といったあたりでしょうね」(代表・横田さん)
ベースはビッグマイナー後の2002~モデル(B型)で、フロント側のローダウンはフォークの突き出し(約20mm)で行っている
最初からロー&ロング・スタイルにすることを狙って、中古車を購入するパターンも多く見られるそうで、この車両も、まさにその典型的なケース。ノーマルにマフラーだけ変更された状態で購入し、まず第1弾としてモディファイしたのが、この姿だ。横田さんによれば、今後マフラー、フロントキャリパー、サスペンションなどを変更する予定となっているそうで、そのためのパーツチョイスも着々と進んでいるという。
「予算の総額をまずこれくらい、と決めて、そこから車種を絞り込んでいく人が多いですね。14Rはタマがあってもまだ相場が高いし、新車との価格差を考えると中古を選ぶ必然性が少なくなってしまう。そう考えると、カワサキにこだわるなら12Rって、案外狙い目なんですよ」
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