掲載日:2016年01月20日 プロが造るカスタム
取材協力/バイクショップ・ランブル (TEL 0299-84-6023)
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです
エンジンはハーレーのビッグツイン。しかしテールまわりはZ用のシングルシートだし、メーターハウジングやメインキースイッチもZ1と同じ位置(ハーレーの純正キーシリンダーはタンク下、もしくはシート下)にある。しかもハンドルはセパレート。何にも似ていない、Zテイストのカフェレーサーとでも言えばいいのだろうか。手がけたのはバイクショップ・ランブルである。
「ウチはZにしてもハーレーにしても、低めのハンドルでバックステップっていうスタイルが結構多いんですよ。この車両のオーナーさんも当初はほとんどノーマル状態で乗ってたんですけど、ウチに来るようになって『じつはZが好きなんです』という話になって、最終的には『コレをZにしてください』ってことでカスタムが始まりました(笑)」
そう語る、同店代表・千葉さん。
ベースは2003年式FXDLダイナ・ローライダー。Z1用FRPシングルシートを装着するためにシートレールカットなどを実施
写真の状態はカスタム第1弾といったところで、今後フォークやスイングアーム、ホイールなどの変更も予定しているとのこと。と言っても現状履いているホイールも2007年式1200スポーツスター用の19/16インチでワンオフカラー製作、アクスル径変更などを行ったものだ。
「前後17インチで倒立フォークとか入れると外観がちぐはぐになっちゃうので、CB1000SFのアシとかいいんじゃないかってオーナーさんとも今相談してるところです。CBの前後18インチなら、車格の大きさ的にもバランスいいだろうから」
タンクはハーレー用ピーナッツタンクではなくZ400LTD、Fキャリパーはブレンボ、リアサスペンションはKZ1300純正。「Z屋が作ったハーレーカフェですよ」と千葉さんは言うが、これは作る側もかなり面白いと思う。今後の展開が楽しみだ。
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