掲載日:2015年06月12日 プロが造るカスタム
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2014』に掲載された内容を再編集したものです
「Z1は昔持ってたんだけど、キレイにできなかった。そこから時間が経って身の回りが落ち着いたんで、もう一度Zに乗りたいっていう知り合いから頼まれて作ったんですよ」と、このZ1を手がけた城間さん。
「まずは18インチスタイルにこだわろうと。それでそのオーナーさんがビトー(R&D)さんが好きだというんで、どうせやるならってビトーパーツでまとめてみることにしたんです。簡単に言ってしまえば、沖縄で作ったビトーコンプリートかな」
マグ鍛ホイールやKYB製サス、AP製キャリパー/マスターに、JB-FCRキャブ、チタン4-1マフラーと、確かにコンプリート的な作り。
「ブレーキディスクはJBにもあるんですけど鋳鉄。海が近いんで、ここはサビは抑えたいという理由でプラスμのステンレスワンオフです。あとエンジンもビトーコンプリート。とは言ってもハナからそうしたのでなくて、元々1,150cc(コスワースφ73mmピストン)で手を入れていたのがオイル下がりするようになったんです。それで改修するならコンプリートにしよう、と換装しました。18インチにしたのは、今沖縄でも17インチスタイルが多くなってきたから。悪くはないけど、コテコテした感じもあるので、そうでない方を狙ったんです」と城間さんは続ける。
「アルミのフェンダーレスやバッテリーケースなど細かいところはイシハラモータースさんが手を入れてます。あとネジ類はエンジンカバーやマスターキャップほか、かなり多くの箇所を64チタンにしてますね」
城間さんの舵取りと、それをサポートする腕利きの手助けが、単に同一ブランドでまとめただけではない、このすっきりした好感が持てるたたずまいを作り出しているわけだ。
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