
掲載日:2011年04月22日 プロが造るカスタム
外装をカスタムペイント済みの状態でエフスポーツに来店したCB1300SF。カスタムにあたっての要望は、この外装も含め『統一観のある車両にしたい』というものだった。こうしたケースで確実なのはホイール、ブレーキまわり、スイングアームなどの大物パーツをブラックで統一する手法だが、エフスポーツ代表・福田さんが選択したのはブラックにクロームとガンメタリックをプラスする手法。見て分かるように、鮮やかなイエロー&ブラックという外装に、なるほどこのコーディネートは似合っている。各部パーツのカラーバランスも絶妙のひと言。
「プラグコードやSAMCO製ラジエーターホース(いずれもエフスポーツが輸入している製品)など、外装に近い部分の機能パーツは車体カラーと同じイエローで統一することで一体感を出しています。カラーが先に決まっていたので苦労しましたけど、なかなかいい仕上がりになったんじゃないかと思いますよ」とも福田さん。
一方、性能面ではノーマルで今ひとつ物足りないと感じたストッピングパワーを重点的に強化。フロントのブレンボP65キャリパー+同19RCSマスターシリンダー+サンスター製ディスク、リヤのブレンボP34キャリパー+同マスター+ブレーキング製ディスクといった内容を見るだけでも、その充実ぶりが理解できる(もちろんキャリパー、キャリパーサポート、インナーローターなどのカラーはブラックで統一されている)。
またホイール、マフラーなどを社外品に交換することでバネ下を中心に軽量化を実現している点にも注目。優れたカスタムは見た目だけでなく、このようなグッドパッケージを備えているものなのである。
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