掲載日:2011年03月01日 プロが造るカスタム
1983年、ボクサーエンジンに取って代わる次世代エンジン「Kヒャク2バルブ」を心臓に鮮烈なデビューを果たしたBMW Motorrad K100。だが当時はその先鋭的なスタイルが根強いビーエムのファンに受け入れられず、不人気車扱いを受けた。そうした歴史から、街中でボクサーツインを見かける機会はあっても、『K』に遭遇することは滅多にない。そんな『K』について、この車両のオーナーは熱っぽく語る。
「ベスパ専門店だという看板を見て何気なく入ったら、作業台に『K』が鎮座していたんですよ。本当はベスパを眺めるだけのつもりだったんだけど、『K』を見た途端、昔バイクに乗っていたときの興奮が蘇ってきて、気が付いたら衝動買いしていました(笑)」
新旧ベスパを取り扱う『one per four』だが、代表の伊藤さんはというと大のビーエム好き。オーナーが目にしたとき、フルノーマルだった『K』はレストアされていて、外装もカフェレーサーをイメージし『K』の良いところを生かしたカスタムモデルとして仕上げられていた。
迫力のエンジンに独創的な外装。だが、オーナーは伊藤さんと話を詰め、「マフラーをブラックアウトして、シートも張り替えてもらうんです」と、より自分好みのスタイルにと昇華させる予定だそう。
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