RACING WORLD URAYASU / CB1300SB カスタム写真
RACING WORLD URAYASU / CB1300SB カスタム写真

ホンダ CB1300SB

掲載日:2011年02月04日 プロが造るカスタム    

パーツ変更効果と見た目の質感向上がテーマ

「この車両のオーナーは、かつてのホンダのメガスポーツ・CBR1100XXからの乗り換え。ご本人は『そんなに飛ばしませんよ』とおっしゃるんですけど、まわりの友人からお話を聞く限りでは“かなり”らしいんですよね(笑)。そんなこともあって、カスタムにあたっては、まず過激な走りもガッチリと受け止められる足まわりを作ることを念頭に置いてスタートしたんです」(レーシングワールド浦安店・松川さん)

 

パーツチョイスにあたって、とくに留意したのは『装着したときにパーツ変更の効果がしっかりと体感でき、なおかつ見た目のグレード感も確実にアップすること』。その上で、ボルトオンパーツを中心にセレクトしている。実際、特殊な加工などを必要とするパーツは一切装着されておらず、コストさえかければ同じ仕様のマシンを作ることも十分可能(組み込み精度やセットアップなどは別として)だろう。いわゆる『究極のボルトオン仕様』。しかし、実際のマシンを見ると、そんな印象はまったくと言っていいほどない。

 

その要因のひとつが、シンプル&スパルタンに徹したカラーコーディネート。この車両の場合、装着されているパーツ、外装カラーなどブラックで統一されているため、車体全体に硬質なまとまり感が出ている。そこにビレットのクラッチカバー(コワース製)、アクラポヴィッチ製ヘキサゴナルサイレンサーといったパーツをアレンジしていくことで、上手に特別感を演出。思うに、これらは常日頃からボルトオンパーツを知り尽くす同店だからできたアレンジではないだろうか。脱ボルトオンをボルトオンパーツで実現してしまう……そこには、やはりプロフェッショナルならではのセンスが必要不可欠なのだ。

レーシングワールド浦安店 CB1300SBの詳細写真は次のページにて

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