掲載日:2010年11月08日 プロが造るカスタム
メーター類はZのSTDで、ヘッドライトはヤマハSRX用を流用、変形プレートタイプのライトステーもアルミワンオフ品を使った。上下のフォークブラケットもTAVAXお得意のアルミ製だが、この後の兄弟機では同じアルミでも中空タイプに進化する
Z1のパーツで使われているのはエンジンとメーターのみ、カラーリングもSTDではないのに、Zであることを崩さない完成度。レーサーでのアルミツインチューブフレームは認知が進んだ時期だったが、Z1にそれというのは思いも寄らない、そんな時代に現れたのだ
カーボンシェルのサイレンサーを持つエキゾーストもTAVAX。Z1ベースのエンジンはφ69mmピストンで903→987cc化し、ヨシムラ製カム、カワサキ製クロスミッションなども組む。吸気はCRφ33mmキャブレター。エンジンはSTDより15mmほど前に積まれる