掲載日:2014年08月26日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
埼玉県にあるゼロットは、2012年12月にオープンしたばかりのZ専門ショップだ。代表の伊藤龍廣さんが長年のZオーナーであり、好きが昂じて開店したという。コンディションのよいオリジナル車両の輸入販売をはじめ、オーバーホールやレストア作業、さらにはサーキット走行も視野に入れたカスタムと、Zに関することならベース車探しから相談できる、頼もしいショップだ。
そんな同店が、今年5月のテイスト・オブ・ツクバに参戦。ドーバーモンスタークラスのグループAにおいて見事に優勝した。その車両にも装着されていたのが、ここに紹介するオリジナルマフラーなのだ。輪切りピースを溶接でつなぎ合わせたそのルックスは、思わず息を飲むほどに美しい。材質はチタンで、徐々に外径が変化するコニカルヘッダーや同テールパイプ、アンダートレーと干渉しにくい4-2-1集合など、空冷Z向けでありながら最新のトレンドを惜しみなく採り入れている。だからこそ美しいだけでなく、優勝という大きな結果につながったのだ。
サイレンサーは、写真のスクリーマータイプのほかに、メガホンタイプも同価格でチョイスできる。どちらも抜けを重視した設計となっていて、チューンドZの性能を十二分に引き出してくれるだろう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
エキパイは、第1カーブから第2カーブにかけて徐々に外径が太くなるコニカルヘッダーを採用。マフラーにおける最新のトレンドであり、フラットな特性を狙ってのチョイスとのこと
集合方式は、1番-2番、3番-4番をそれぞれ先に集合させてから1本にまとめる4-2-1スタイル。マシンをレーサーに仕立てる際に必須なアンダートレーとの干渉をうまく避けるレイアウトだ
テールパイプも外径が徐々に変化する“コニカルタイプ”となっている
サイレンサーは写真のスクリーマーのほかにメガホンタイプも用意する
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