表面硬度2倍以上のハードタイプ カラーバリエーションは5種類だ

掲載日:2015年04月07日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

「箱に入れて送るだけ」という画期的なシステム“アルマボックス”で、アルミのアルマイト加工をユーザーにとって身近なものにした光研電化。3種類ある定形の段ボール箱にパーツを入れて送れば、施工後返送されるというサービスで、1箱に入れられる個数は最も小さい箱で20個、大きい箱で90個(!)までと、かなり便利だ。

同サービスはこれまで、着色を目的としたカラーアルマイトのみだったが、今年1月からハード(硬質)アルマイトにも対応をスタートした。その名のとおり厚くて硬い被膜が形成されるのが特徴で、表面硬度はカラーアルマイトの2倍以上。さらには摩擦係数も少なくなるというメリットもある。色調はカラーアルマイトよりも濃くなる傾向があり、重厚感を演出したい場所にも効果的だ。

バリエーションは全5色。先の段ボール箱による“アルマボックスハード”を利用した場合、1箱につき1色でのオーダーとなる。そのほか、1点からでも受け付けているので、まずはウェブサイトのチェックを。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/コーケン(光研電化)
  • 施工名/ハードアルマイト
  • 対応素材/アルミ
  • カラー/ハードナチュラル、ハードブラック、ハードレッド、ハードパープル、ハードオレンジ
  • 価格/アルマボックスハード:1万2,960円~  ディスクハブ、ドリブンスプロケットなど板状の製品:1万5,120円~(1枚)

[ DETAILS ]

発注方法は、3種類ある定形の箱に上限個数を入れて発送する“アルマボックスハード”が一般的で、1箱につき1色でのオーダーとなる。このほかに、ドリブンスプロケットなどの板状のパーツや、フロントフォークのアウターチューブなど長尺物も発注可能だ

ハードアルマイトは、耐食性や着色優先のカラーアルマイトよりも表面硬度が2倍以上高く、色調は濃くなる傾向に。摺動抵抗が減るのもポイント

手前からオレンジ、パープル、レッド、ブラックの色見本。色味は素材や製法など条件によって微妙に変わる

[ お問い合わせ ]

電話/045-511-7333
〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町3313

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