掲載日:2012年04月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
’80年代はセパハン、’90年代はバーハンキットで一世を風靡したハリケーン。簡単に乗車姿勢を改善できるハンドルアップスペーサー、バリエーション豊富なスチールハンドルなど、そのラインナップは多岐に渡る。そんな中から今回、紹介するのは、ニンジャ1000用バーハンキットだ。
ベースとなったZ1000は最初からバーハンなのに対し、ニンジャは専用設計のセパハンを採用。下写真に詳しい通り、これを極めて手軽にバーハン化するキットなのだ。完全ボルトオン設計で、付属のハンドルバーにスイッチボックスの回り止め突起を差し込む穴が開けられているのも、専用品ならではの嬉しいポイントといえる。
ポジションはSTD比で10mmアップ/30mmバック(エンド位置で測定)なので、上半身の前傾がいくぶん楽になる設定だ。ブラケット、ハンドルとも材質はジュラルミンで、前者は裏面を肉抜きすることで軽量化を図っている。乗車姿勢とともに見た目も改善される良品なのだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
STDのセパレートハンドルを外したあと、トップブリッジの上に重ねて取り付けるブラケット方式を採用。フロントフォークの見た目の突き出し量が減り、さらにステム上部のナットも隠せるので、すっきりとした印象に変化
ハンドルクランプはヘキサゴン型のセットバックタイプ。ブラケットは裏面を肉抜きすることで軽量化。ハンドルロックもそのまま使えるので安心だ
付属のハンドルバーは定番のコンチ3型。シルバーはポリッシュ後にアルマイトを施している。ハンドル内径φ14mm用のサイドキャップが別途必要だ
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!