掲載日:2011年09月06日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
昨年3月、アライからフルフェイスに匹敵する安心感を実現したオープンフェイス“MZ”が新登場、大きな話題となった。頬部を覆うチークガードを、従来のSZ比で30mm延長したことが最大のポイントで、さらに専用設計のエアロスタビライザー付きディフューザーを採用するなど、頂点モデルに相応しい仕様となっている。
このMZをベースに、装備を見直すなどしてお手頃な価格を実現した“MZ-F”がデビュー。
内装は深いかぶり心地が得られる固定式で、ベンチレーションにはアストロIQと同じTDF3ダクトとOCDダクト2を採用する。
帽体はMZ-F専用で、従来とは異なる配合比率でさまざまな素材を積層。重量増とサイズアップを抑えつつ、一体成型の多段階発泡ライナーとの組み合わせで、最新規格のスネル2010をパスしている。価格はMZより8400円安いが、安心感と安全性に関してはまったく引けを取らない。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
頬部を覆うチークガードは、従来のSZよりも前方に30mm延長しホールド面積拡大。剛性を高めるためのドルフィンリブは整流効果も担う。後方にあるMZリブエンドエキゾーストダクトは風切り音の低減と負圧効果を向上
最新フルフェイスのアストロIQ にも採用のTDF3ダクトとOCDダクト2が、優れたベンチレーション効果を発揮。シャッターの操作性もアップ
頭全体が包み込まれるような深いかぶり心地を実現する固定式ハイフィッティング内装。頬部のMZシステムパッドは脱着が可能で、手軽に洗濯可能
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