オープンフェイスSZの普及版は 街乗りからツーリングまで対応

掲載日:2013年02月05日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

長らくアライのシールド付きオープンフェイスの主力として活躍してきたSZシリーズ。フルフェイスに匹敵する安心感を与えられたMZがデビューして以降も、優れた開放感で、今もなお根強い支持を集めている。そんなSZに、オーソドックスな仕様の“G”が追加された。

市街地は出せる速度が低くとも事故率が高い。だからこそ多くのライダーに被ってほしいとの願いが込められたこのSZ-G、3万4650円という手を出しやすいプライスを実現するために内装は固定式とされているが、それ以外の装備は上位モデルとほぼ共通だ。ベンチレーションはフルフェイスのアストロIQと共通のTDF3ダクト&OCDダクト3で、シールドは工具不要で脱着可能なスーパーアドシスZR。帽体は転倒時に引っ掛かりにくい滑らかな形状とされ、これが飽きのこないデザインの構築にも貢献している。

最新のスネル規格をクリアするなど、安全性はトップレベル。アライの良心が感じられる製品である。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/アライヘルメット
  • 製品名/SZ-G
  • 帽体/PB-cLc
  • 規格/スネル2010、JIS
  • カラー/グラス白、グラス黒、アルミナ銀、フラットブラック
  • サイズ/54、55-56、57-58、59-60、61-62(cm)
  • 価格/3万4650円

[ DETAILS ]

シールドはブローシャッター採用のスーパーアドシスZR。頭頂部にはアストロIQやMZ-Fなどにも採用されているTDF3ダクトを装備し通気性を確保した

後頭部にはOCDダクト2を採用。中央のレバー操作で左右のシャッターが連動して開閉する優れもので、高速走行時にはヘルメットのブレを軽減するスポイラー効果も発揮。強靱なPB-cLc構造の帽体は、滑らかな形状とされる

頬部にまで緩衝ライナーを挿入して安全性を高める。内装はフィット感に優れる固定式だが、イヤーカップは微調整できるよう交換が可能とされる

[ お問い合わせ ]

電話/048-641-3825
〒330-0841 埼玉県さいたま市大宮区東町2-12

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