掲載日:2018年07月26日 試乗インプレ・レビュー
取材協力/ライコランド新横浜店 ハラファクトリー
文/モトメンテナンス編集部 写真/堤 晋一
記事提供/絶版バイクス編集部
※この記事は『絶版バイクス23号』に掲載された内容を再編集したものです。
クランクケース単体から再ペイントしたブラックエンジンに、バフ研磨したカバーを装着。オーバーホール済みなので全開で白煙……、アイドリングでグズグズ……という不具合とは無縁。
このZ1に乗って驚くのは純正キャブの好調さ。信号待ちから発進する際のツキの良さ、スロットルを大きく開いた時の爽快な伸びなど、オーバーホールとセッティングはお見事だ。
スチール製ショート管のサウンドは、街中でも高速でも気分を盛り上げてくれる。
クロームめっきが輝くリムと張り替え済みのスポーク、オーバーホールされたブレーキは鳴きもなくしっかり利く。タイヤはフロントF11、リアK87のダンロップ。必要十分である。
ショートピッチのガソリンタンクにセットされた燃料コックは純正ではなく社外品のピンゲル製。タンクキャップはスプリングフック式で、フックを操作して優しく開閉する。上からギュッと押して閉めないこと。
スピードメーターはマイル表示で、メーター間のインジケーターは左端がニュートラルの初期型用。40マイル(64km/h)、4,000回転あたりでノンビリ走っても操縦している感じを味わえる。
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