
掲載日:2018年02月05日 試乗インプレ・レビュー
取材協力/本田技研工業 写真/ホンダ 取材・文/青木タカオ
オートバイとしては唯一の水平対向6気筒エンジンを搭載する大型プレミアムツアラー「ゴールドウイング」。そう、泣く子も黙るホンダのフラッグシップモデルで、最新モデルの排気量はなんと1833ccもあるうえ、エアバッグまでも搭載する仕様もあるのだから何もかもがケタ外れ。
初代が誕生したのは1975年のことで、ターゲットは広い広いアメリカ。並列4気筒のCBで功を成したホンダの次なる手は、ハーレーらの得意とする大陸横断ツアラーなるものを自分たちでつくるというもの。今度は4気筒を縦置きにし、水平対向式に。ホンダ初となるリッターバイク「GOLDWING GL1000」を開発し、ビッグバイク大国北米へ殴り込みをかけたのだった。
4代目となる1988年式で水平対向エンジンを6気筒化すると、1100→1200ccと上げてきた排気量も1500ccにまで拡大。その頃にはもうアメリカやヨーロッパを中心にグランドツアラーとして独自の文化とステータスを創り上げ、2001年のフルモデルチェンジでは1832ccに。このモデルでは量産二輪車用としては世界初のエアバッグシステムを搭載した。
そして今回、ゴールドウイングが17年ぶりに全面刷新。ホンダが威信をかけてのぞむモデルだけに気にならないわけがない。アメリカ・テキサスでのジャーナリスト試乗会にて、さっそく乗ることができた!
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