ホンダ NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション ABS
ホンダ NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション ABS

ホンダ NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション ABS – ニューミッドコンセプトのSTDモデル

掲載日:2015年06月25日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/佐川 健太郎  写真/山家 健一  動画/倉田 昌幸  衣装協力/HYOD

ホンダ NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション ABSの特徴

ホンダ NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション ABSの画像

最高出力を4PSアップしつつ
燃費とエンジンフィールを向上

クロスオーバータイプの『NC750X』、スクータータイプの『インテグラ』とともに、従来シリーズから排気量を拡大した進化版として登場したのが『NC750S』である。

水冷4ストロークOHC直列2気筒エンジンは、従来型をベースにボアを4mm拡大して排気量を50cc増加。これにより最高出力を4PS(3kW)向上、最大トルクも発生回転数をそのままに7N・m向上した。また、バランサーを1軸から2軸に変更することで振動を低減。よりトルクフルでスムーズなエンジンフィールを実現している。

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パワーとトルク特性が向上したことで、トランスミッションについてもハイレシオ化が可能となり、結果的に燃費性能も向上。従来モデルに対し1.0km/Lアップの42.5km/Lを実現(60km/h定地走行テスト)している。また、DCTのセッティング変更によりエンジンブレーキの効きを向上。加えてマフラー内部構造の改良により、ツインらしい鼓動感を強調したエキゾーストサウンドを実現している。

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車体に関しては、しなやかな剛性バランスを持つスチール製ダイヤモンドフレームの採用や、エンジンを前傾化することで実現した低重心化とラゲッジスペースの確保、シート下に燃料タンクを配置する独特の車体レイアウトも含め、従来モデルを踏襲している。

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装備面ではメーターに瞬間および平均の燃費を表示する燃費計を新たに採用。アジャストタイプのブレーキレバーを採用するなど、細部がアップグレードされている。

NC750S DCT ABSの試乗インプレッションは次ページにて

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