スズキ GSR250S
スズキ GSR250S

スズキ GSR250S – 人気のGSR250にハーフカウル装着モデルが登場

掲載日:2014年12月24日 試乗インプレ・レビュー    

取材協力/株式会社スズキ二輪  取材・撮影・文/淺倉 恵介

人気の250スポーツGSR250に
ハーフカウル装着モデルが登場

スズキの250ccクラスを背負って立つGSR250シリーズ。スタンダードモデルとなるのが、2012年に登場したネイキッドモデルの『GSR250』。2013年末にはハーフカウルを装備した『GSR250S』を発表、2014年にはフルカウルモデルの『GSR250F』が加わり、フルラインナップが完成している。

この3車は、単に外装が異なるだけのバリエーションモデルではない。ライディングポジションでは各モデルごとの専用設定が与えられるなど、キャラクターを別けた作り込みが施されているのだ。他メーカーがフルカウルモデルでスポーツ性をアピールする中、ネイキッドスタイルを選択し、気軽さや使い勝手の良さで勝負してきたGSR250が、満を持してカウル装着モデルを登場させてきた、ということだ。カウルを得たGSR250は、どう変わったのか? ハーフカウルモデルのGSR250Sで実際に走って見極めてみたい。

スズキ GSR250Sの特徴

スズキ GSR250Sの画像

実用性重視の効果の高いハーフカウル
ライディングポジションは専用に設定

ベースモデルであるGSR250から、最も大きな差異は言うまでもなくハーフカウルの装備。レーシングマシンを模したスラントがキツく全高が低いものではなく、しっかりと面積がとられ、角度も立ち気味のスクリーンを持つ、防風性能を強く意識した形状とされている。ツーリングや日常使用での快適性を重視した、実用的なカウルだ。

スズキ GSR250Sの画像

また、併せてハンドルをバーハンドルに変更。ハンドル位置はGSR250比で上方に48mm、ライダー側に66mm寄せられている。ハンドルを高く手前に移動したことで、ライダーの上体がよりアップライトな姿勢となり、リラックスしたライディングポジションを構築している。他にはGSR250S、GSR250Fだけの装備として、ハザードランプのスイッチが追加されている。安全面やユーティリティの面で、大いに歓迎できる新装備だ。

スズキ GSR250Sの画像

排気量248ccのSOHC2バルブ水冷並列2気筒エンジンはGSR250シリーズ共通で、24PSの最高出力などスペックにも変わりはない。また、車体に関しても基本的に変更はないが、カウルが追加された分だけ、車重はGSR250から装備重量で約5kg増加。ちなみにGSR250Fは、さらに約1kg重い。

スズキ GSR250Sの試乗インプレッションは次ページにて

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