

掲載日:2013年07月11日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川 健太郎 写真・動画/MOTOCOM 衣装協力/HYOD
風を押し分けて進む巨大なフェアリング。新しくてどことなく懐かしい印象も。直線と曲線を織り交ぜたアールデコ調を思わせるデザインが特徴だ。スクリーンは電動タイプ。
最大トルク14.7kg-mを発揮する、空冷4ストローク50度V型2気筒 SOHC 4バルブ 1,731cc の巨大なエンジン。外観からは見えないが、フレームはエンジンを強度メンバーとするアルミダイキャスト製を採用。
ブレーキはニッシン製で、ブレーキペダルを操作するとフロントが連動するタイプの前後連動ABSを採用。フロントはダブルディスクを採用し、強力かつコントローラブルな制動力を発揮。
クロームメッキが美しい、スラッシュカットされたストレートタイプのマフラーが印象的。2次減速の駆動方式にはベルトドライブが採用され、メンテナンス性に貢献。加減速の挙動も穏やかだ。
標準装備のオーディオシステムはダミータンク上部にあるパネルで操作する。パネル左右には小物入れも配置。
バックミラーはカウルにビルトインタイプ。クルマ並みのサイズで視認性も良好だ。ミラーの内側に見えるのはオーディオのスピーカー。
パッセンジャーシートのバックレスト後部には一体型のトップケースを装備。両サイドにはスピーカーを配置。グラブバーもしっかりした作りで安心感がある。
サドル型のライダーシートは前側が絞り込まれたデザインになっていて、ニーグリップしやすく足着きもかなり良い。大きめのバックサポートは快適そのもの。
トップケースはヘルメット2個が余裕で入りそうなサイズ。サイドバッグとともにメインキーで開閉できる仕組み。
足を置くのはステップではなくフロアボード。欧米人向けの余裕のサイズで安定感は抜群。その前方にある突起物は転倒時に車体のダメージを低減するスチール製ガードで、リア側にも装備している。
エンジンの左後部あたりにバック用の切り換えレバーを装備。エンジン始動状態でギアをニュートラルに入れてレバーを切り換え、セルボタンを押せば電動モーターでバックすることができる。
ホワイトの4連メーターがゴージャス感を漂わせるコックピット。センター部分に配置されたパネルに各種インジケーターやライドインフォメーションを表示する。
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