ヴィクトリー ヴィジョン ツアー
ヴィクトリー ヴィジョン ツアー

ヴィクトリー ヴィジョン ツアー – 気鋭の “アメリカン” が登場

掲載日:2013年07月11日 試乗インプレ・レビュー    

取材・文/佐川 健太郎  写真・動画/MOTOCOM  衣装協力/HYOD

ヴィクトリー ヴィジョン ツアーの特徴

ヴィクトリー ヴィジョン ツアーの画像

1,731cc Vツイン搭載の
超ド級フラッグシップツアラー

ヴィクトリーは設立当初、ブランドの位置付としてはハーレーと同じセグメント内にあったと言う。その後、路線を変更し、オリジナリティを追求しつつ改良を続け、ブランドロゴも一新するなど15年かけて現在の姿となった。

コンセプトは “目新しさ・モダンさ” と、“アメリカン(アメリカ製)” であること。ライバルに対して、“新しさ” や “走りの性能” で真っ向勝負を挑んでいるヴィクトリーであるが、そのチャレンジ精神を最も分かりやすい形で表現したモデルが、今回ご紹介するヴィジョンである。

ヴィクトリーのモデルレンジには、『クルーザー』、『バガー』、『ツーリング』という3つのカテゴリーがあり、ヴィジョンはクルーザーファミリーのフラッグシップ的モデルである。

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エンジンは全モデル共通の排気量 106ci (キュービックインチ)=1,731cc の空油冷4ストローク SOHC 4バルブ 50度Vツインを採用。エンジンを強度メンバーとしたアルミダイキャストフレームに搭載することで、車重 400kg に迫る重量級ツアラーらしからぬ軽快なハンドリングを実現している。

象徴的なフルカバードの超大型フェアリングには、電動スクリーンやオーディオシステムが搭載され、バックサポート付きのディープシート、シート&グリップヒーター、合計 109 リットルの大容量ストレージ(収納スペース)を装備。また、クルーズコントロールや前後連動ABS、電動式バックギアを採用するなど、快適で安全なロングツーリングを約束してくれる、充実した装備が整えられているのが特徴だ。また、車体の左右下側に張り出したバンパーにより、軽微な転倒によるダメージを最小限に抑える工夫が凝らされている点にも注目したい。

ヴィクトリー ヴィジョン ツアーの試乗インプレッションは次ページにて

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