

掲載日:2012年06月21日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/淺倉 恵介
水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンは、ベースとなった125DUKE用エンジンのボア×ストローク両方を拡大して排気量アップ。最高出力26ps/10,000rpm、最大トルク20Nm/8,000rpmを発揮する。
エキゾーストパイプは排気量の増大に合わせパイプ径を拡大した、200DUKE専用設計品。
吸気システムにはボッシュ製の電子制御式フューエルインジェクションを採用。スロットルボディはφ38mm。
フロントフォークはWP製のφ43mm倒立フォーク。フロントブレーキキャリパーはラジアルマウント4ピストン、ローター径はφ280mm。ブレーキホースはステンメッシュ。
スイングアームはアルミ鋳造製。リブ面を外側にしてデザイン上のアクセントとしている。リアスプロケットは125DUKEの45Tから43Tへと小径化し、ギア比をロングに設定している。
リアショックユニットはフロントフォークと同様にWP製を装備。リンクを介さない、カンチレバー式マウントを採用する。
リアタイヤは、ワイドな150サイズを採用。リアブレーキは小型キャリパーにφ230mmのローターをリジッドマウントする。ブレーキホースはステンメッシュ。
スイングアームのピボットは、ステッププレートのマウントボルトを兼用する。ミッションは6速リターン式。
ヘッドライトは縦長の異形1灯式で、ヘッドライト下にポジションランプを装備する。
メーターパネルは液晶フルデジタルの多機能タイプで、速度や回転数といった基本情報の他、燃料計、水温計、切り替え式の距離計、時計、平均速度など様々な情報が表示可能。
リアセクションはショートでシャープな印象。テールランプは消費電力が小さく、視認性に優れるLEDを採用する。
タンデムシートはイグニッションキーで脱着可能だが、内部スペースに余裕はなく車載工具と書類でほぼ満杯。他に物を積み込む余裕はない。
フューエルタンク容量は11リットルを確保し、十分な航続距離を実現。シュラウドと一体化したようなデザインが個性的。
タンデムステップのバー部分のラバーは、ライダーのステップと同様スニーカーの底を連想させるようなユニークなデザインが持たされている。
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