

掲載日:2009年07月09日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
特徴的なフロントマスク。クルマのバックミラーにも主張するイタリアンデザイン。なかなかの迫力だ。
ハンドル幅や高さは、ライディングポジションの自由度を広くする絶妙な位置に。
スリムな車体はニーグリップなどのアクションが取り易く、また足が接地するのを妨げないので安心感も高い。
容量12Lの燃料タンク。直下にエアクリーナーボックスが配置されているものの、上手くボリュームを抑えている。キャップは分離タイプ。
前後一体型のシートはテールレンズ下にあるキーシリンダーでロック解除。パッセンジャー用のグラブベルトはフレームに直付けされている。意外と空間は広いが、小物を収納出来るほどでもない。シート直下のサイレンサーの熱を遮断するためだろう。
デザインコンシャスなリアビュー。シート下に収納されたサイレンサーは樹脂製のカウルでカバーされ、遮熱効果も非常に高い。
フロントブレーキは4potラジアルマウントキャリパーと320mmウェイブディスクがダブルで装備され、強力かつコントローラブルなブレーキングを実現している。
見た目にも印象的なスイングアームは、精密鋳造法であるシェルキャスト工法によって、軽量で弾力性に優れたもの。
低回転域、いわゆる実用域でのパワーとトルクが増強された水冷90°Vツインエンジン。750ccとは思えないコンパクトさ。
レーシングテクノロジーをフィードバックした、ドルソデューロ専用新設計の複合フレーム。車体中心より右アウト側にオフセットされたサイドマウントモノショックによって、排気ラインの効率化にも貢献。
リンクを介するシフトペダルはタッチも良好。ライダーの足のサイズに合わせてつま先のバーの調整も可能。
トレリス鋼管ナローフレームによってニーグリップ位置はとてもスリム。地面へ下した足も素直に接地する(試乗者の身長は175cm)。上体はほぼ直立ですぐに前傾へと移行出来る。
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