ビューエル Lightning XB12Ss
ビューエル Lightning XB12Ss

ビューエル Lightning XB12Ss – ストリートからツーリングまでカバー

掲載日:2008年08月07日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

ビューエル Lightning XB12Ssの試乗インプレッション

ビューエル Lightning XB12Ssの画像

乗れば乗るほどその気になる
分かりやすいハイパフォーマンス

ライトニングXB12Ssは、見た目の個性にばかり気を取られがちだが、その実とても乗りやすくて面白いバイクだ。まず、実際にシートにまたがって車両を 起こすと、その軽さに驚いてしまう。エンジンをかけていない状態での押し歩きも、1202ccという大排気量車とは思えないほど。次にエンジンをかける と、国産のツインエンジンとは全く違うテイスティな振動とサウンドが心地よい。そして1度走り出せば、ぶ厚いトルクによって胸のすくような加速が楽しめる のだ。サンダーストームと名付けられたこの大排気量OHVツインエンジンの元気の良さは格別で、まるで地面を蹴りつけるように進むフィーリングは快感の一 言。コンパクトな車体とあいまって、エンジンに直接またがっているような感覚を味わえる。この大胆な加速を楽しみたいがため、道中何度もアクセルの全閉と 全開をくりかえしてしまったほど。

ビューエル Lightning XB12Ssの画像

また、特筆しておきたいのがコーナリング能力だ。とにかく、リーンが軽い。ほかのXBシリーズに比べてスイングアームが長く、キャスターが立ってい るために安定しているのだが、ライダーのアクションによって曲がり始める瞬間が軽快で、どこまでも寝かしたくなってしまう。ビューエル独自のローターをリム側にマウントしたブレーキシステムも、乗り手の意思を忠実に反映させるフィーリングが好印象。小さなワインディングに持ち込んでみたが、普段攻めない筆 者でもその気になってしまうほどエキサイティングだ。昨今のスーパースポーツのように軽すぎるとどうしても恐怖感が先立ってしまうが、ツーリングを考慮に いれた安定性がこのバイクの分かりやすさへとつながっており、コーナーに対する怖さを感じさせない。ツーリング向けと考えていてはもったいないほどの面白 さは、乗れば乗るほど癖になってしまいそうだ。

ビューエル Lightning XB12Ssのオススメポイントは次ページにて

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