ビューエル Lightning XB12Ss – ストリートからツーリングまでカバー

掲載日：2008年08月07日試乗インプレ・レビュー

構成／バイクブロス・マガジンズ編集部

ロングツーリングも視野に入れた
大人のための個性派スポーツ

強烈な個性を持ったモーターサイクルを1台挙げよと言われたら、ビューエルは間違いなく最右翼に位置するバイクだ。大排気量OHV 2気筒V型エンジンと、高剛性のアルミフレーム、そしてベルト駆動を組み合わせたバイクとなると世界を見渡してもビューエルしか存在しない。また、スポーツ性の高いネイキッドバイクに対するジャンルである「ストリートファイター」の生みの親、となればその個性の強さはお分かりいただけるだろうか。今年で創立25周年となるビューエルは、常にレーストラックに身をおきながらも、「速いだけのバイク」ではなく「自在にバイクを操る楽しさ」を追求し、その結果として他にはない特徴をもった数々のバイクを生み出してきた。

ビューエル Lightning XB12Ssの画像

また、いたずらに大量生産を追求するのではなく、自分たちのコンセプトを正しく実現するため、ベルトコンベアやロボットに頼らず、職人によるハンドメイドにこだわっているのも特徴だ。今回紹介するライトニングXB12Ssは、これまでの操る楽しさに加えて、ロングホイールベースと大容量タンクを備えることにより、ロングツーリングを楽しむことも視野に入れたモデル。ビューエルのスポーツ性に対する評判は聞き及んでいるが、それに対しゆとりある走りを加えたこのバイクがどのようなものなのか、早速インプレッションしてみたい。

ビューエル Lightning XB12Ssの特徴は次ページにて

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