ホンダ CB750
ホンダ CB750 スペシャルエディション

ホンダ CB750 スペシャルエディション – さすがはHondaのナナハン!

掲載日:2007年05月17日 試乗インプレ・レビュー    

ホンダ CB750・スペシャルエディションの試乗インプレッション

ホンダ CB750・スペシャルエディションの画像

エンジンはパワフル、足まわりに不満ナシ
さすがはHondaのナナハン!

「ナナハン」という特別な存在に対する憧れ、そして想い、若いライダーにはその感覚はないのだろうか。思い返せば15年前、高校3年生の夏休みから挑戦し続けていた限定解除試験。その頃は「ナナハンの免許」なんて言っていたが、合格したのは高校を卒業してからで、東京・鮫洲の試験場には合計10回も通った。すでに逆輸入車などリッターマシンの人気が高騰しており、ナナハンは国内向けのスケールダウンモデルでしかなかったが、ボクはナナハンに対する憧れをずっと抱いていた。いま思えば「ナナハン=カッコイイ」、その想いのルーツは漫画からだったと思う。兄の部屋にあった「ナナハンライダー」、「バリバリ伝説」あるいは「あいつとララバイ」などの漫画の主人公らは、みんなナナハンに乗っていた。ナナハンに乗れば漫画で見た世界に生きられるような気がしたし、バイク乗りらから尊敬され、はたまた近所のオジサンやオバサンたちに暴走族扱いされずに立派なバイク乗りだと認められるような気もした。現在では時代とともに進んだ大排気量化で、国内モデルでもビッグバイクはリッタークラスが当たり前となり、あんなに大きかったナナハンも「オートバイの王様」ではなくなってしまった。ホンダ伝統のCBシリーズにおいても、フラッグシップの座はCB1300スーパーフォアに譲り、今回試乗したCB750は二番手に甘んじている。

ホンダ CB750・スペシャルエディションの画像

とは言うものの、リッタークラスに退けを取らない堂々とした車格に、伝統的な空冷の直4エンジンを搭載し、扱いやすさやその完成したフォルム、そして熟成の車体構成でその魅力は非常に大きい。まずエンジンだが、低回転でも粘り強さがありトルクフル。教習所のあの狭いコースでも扱える出力特性なのだから言うまでもない。市街地でも走りやすい。75psというスペックを見ると非力に感じるが、体感的に不足はない。吹け上がりも鋭く、さすがはHondaの直4エンジン。スコーンと伸びていく感覚が気持ちいい。ハンドリングにクセはなく、ワインディングでもスポーティに走ることができる。上手い人が乗ったなら、かなりのペースで走れるはずだ。ボクのように市街地をメインに走り、休日にはチョット遠出といった付き合い方をする分には、これといって不満は見つからない。エンジンは十分にパワフルで、足まわりも申し分ない。これでいい、さすがはHondaのナナハン、堂々たるものだ。今回、試乗したモデルは特別仕様車「CB750スペシャルエディション」。往年のスペンサーカラーにペイントされたCB750が、なんとカッコイイことか。シルバーの車体にネイビーとブルーのストライプを燃料タンクからリヤカウルにわたって施されているのが特徴。このカラー、往年のレーサーや名車のことなんて知らない人が見ても、ただ単にカッコイイ! やっぱりHondaのナナハンは、いつの時代もいかしてます!

※限定解除試験:現在の大型二輪免許は、1997年の教習所取得制度が始まるまでは試験場での実技試験のみだった。その合格率の低さから「落とすための試験」とも呼ばれていた。

ホンダ CB750・スペシャルエディションの特徴は次ページにて

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