掲載日:2021年01月12日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
レブル1100は、ロー&ロングスタイルの車体に、1,082cc水冷直列2気筒エンジンを搭載した大型クルーザーモデルです。軽量かつ低重心で扱いやすく、またクルーザーとしては比較的大きい35度のバンク角を確保したことでスポーティな走りにも対応。変速装置はDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)とMT(マニュアトランスミッション)の2タイプで、ずれも6段変速。DCTには、3種類の自動変速モードと、手元のスイッチでギヤを選択するマニュアルモードが用意されています。
パワーユニットはCRF1100Lアフリカツインのものをベースに、レブル1100のキャラクターに合わせてチューニングしたエンジンです。専用のカムシャフトを採用し、フライホイールの質量も32%アップ、そのほか吸排気系も新たに設計。低回転域のパルス感を強調し、またスロットルを大きく開ければスムーズに吹け上がる特性に仕上げています。最高出力は64kW(87ps)/7,000rpm。電子制御系には、シーンに合わせてセレクトできるライディングモードを採用。長距離走行を快適にするクルーズコントロールも装備しています。
フレーム形状は、股下をくびれさせたナロータイプ。また、シート高は700mmですので、足着き性は良好です。燃料タンクは理想のデザインを実現するためにフランジレス製法を採用。燃料タンク容量は13Lです。サスペンションは、フロントフォークにダークネイビーカラーの酸化チタンコートを施した43mm径のインナーチューブを採用。リヤクッションは分離加圧式ピギーバックタイプ。車両重量は、DCTモデルが233kg、MTモデルは223kgです。
ユーティリティ面では、シート下に容量3Lのストレージボックスを用意。3AのUSBタイプCソケットもありますので、ガジェット類の収納と充電も可能です。そのほか、ETC2.0車載器、グリップヒーターも装備しています。車両の発売時期および価格(消費税10%込み)は、DCTモデルが2021年3月11日発売で121万円、MTモデルは2021年5月13日発売で110万円。車体色はいずれも、ガンメタルブラックメタリックとボルドーレッドメタリックの2種類です。
贅肉を落としたボバースタイルのシンプルな車体に、空冷の60度V型2気筒を搭載するクルーザーモデル。排気量は941cc、最高出力40kW。消費税10%込みで97万9,000円。
前方寄りのフットレストや、ライダーに近づけたハンドルバーが特徴のクルーザーモデル。1,200ccの水冷並列2気筒を搭載、最高出力57kW、消費税10%込みで178万9,100円。
ピーナッツタンクにファットタイヤを採用した、スポーツスターシリーズの人気モデル。エンジンは1,202ccの空冷Vツインを搭載。消費税10%込みで152万1,300円~。
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