掲載日:2020年04月22日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
ジクサーSF250は、高出力で軽量コンパクトな単気筒エンジンを搭載する、フルカウルロードスポーツバイクです。外観デザインは、フロントを低く構えたスタイリングやワイドなLEDヘッドランプを採用したフロントフェイス、ボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるプロポーションなどが特徴。リア周りには、スポーティなデザインのアルミダイキャスト製グラブバーとLEDのテールランプも採用しています。
新開発のパワーユニットは最高出力は19kW(26ps)/9,000rpmの油冷エンジンです。油冷は、燃焼室の上からオイルを噴射するかつての方式ではなく、燃焼室外周に設けたオイルジャケットにエンジンオイルを通して冷却する方法です。オイルジャケットの内面にはバウンダリーレイヤーブレーカーと呼ばれる突起があり、オイルの流速を変化させて冷却効率を向上。また渋滞などに備え、オイルクーラーには電動ファンも取り付けあります。
コンパクトなエンジンとフレームにより、車両重量は158kgと軽量に仕上がっています。ハンドルはセパレート式を採用、ライディングポジションはスポーティなものとなっています。フロントフォークは高剛性かつしなやかなインナーチューブ径41mmの正立タイプ、リアサスペンションは7段階のプリロード調整式、ホイールは10本スポークのアルミキャスト製です。ブレーキはフロントに300mm径、リアに220mm径のディスクを採用。ABSも標準装備です。
そのほか、メーターパネルにはフル液晶の多機能インストルメントパネルを、エンジンスターターにはワンプッシュで始動可能なスズキイージースタートシステムを、マフラーには2つの排気口を設けたショートタイプのサイレンサーを採用。スイングアームマウントのリアフェンダーも独特です。車体色は、銀、青、黒の3種類。メーカー希望小売価格は消費税10%込みで48万1,800円となっています。
ジクサーSF250の姉妹モデルとなるネイキッドモデル。バーハンドルを採用し、ライディングポジションはアップライト。国内発売は6月17日、税10%込みで44万8,800円。
DOHC4バルブの水冷単気筒エンジンを搭載するスポーツロードスター。最高出力20kW、車両重量144kg、ABSは標準で装備。消費税10%込みで56万4,300円。
スタイリッシュなフルカウルを採用した都会派スポーツモデル。低中速トルクを重視した扱いやすい水冷2気筒を搭載。最高出力は18kW、税10%込みで53万6,800円。
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