掲載日:2015年02月05日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/山下 剛
空冷直列4気筒エンジンを搭載するネイキッドモデル『CB1100』をベースに、ワイヤースポークホイール、左右2本出しのマフラー、専用設計の燃料タンクとシートを装着した特別仕様です。エンジンをはじめ、その他の仕様はベースモデルと変わりありません。
CB1100のモデルチェンジに合わせて登場したEXも6速ミッションが採用されており、メーターにはギアポジションインジケーターや燃料表示が追加されています。トラディショナルムードを高めつつ、実用域での使い勝手や乗りやすさをさらに洗練させ、熟成の域に入ってきたと思わせる完成度を持っているのが特徴です。
アルミ製リムを採用したワイヤースポークホイールは18インチで、タイヤサイズはCB1100と同一。左右に配置されるサイレンサーを持つエキゾーストシステムはEX独自に開発されたもので、シンメトリー(左右対称)の美しさを強調するとともに、空冷らしい骨太なエンジンフィールを体感できる仕様となっています。
燃料タンクはCB1100の14リットルに対して増量された17リットルを確保していますが、ボリューム増を感じさせないままにCBらしいトラディショナル感をアップ。3リットルの余裕はツーリングでの航続距離を伸ばし、走りに集中することができます。
専用シートはライダー側のクッションが20mm厚くなっており、座り心地を高めるとともに跨った際のヒザまわりに余裕が生まれるライディングポジションとなっています。これらに合わせて横長のデザインとなったサイドカバーが装着される他、ヘッドライトと前ウィンカーの取付位置を25mmアップ、シート下端とガーニッシュの角度を水平方向に変更するなど、全体のバランスもしっかり調整されています。
CB1100同様、EXにもABS装着モデルがあり、ETCやグリップヒーター、専用インジケーターを装備した『CB1100 EX<ABS> E Package』(受注生産)もラインナップされています。(2015年1月時点)
エンジンやホイール、リアサスペンションのスプリングなどをブラック塗装仕上げとし、精悍な印象を深めた特別仕様車。EXとは対極のメーカーカスタムが大いに魅力的だ。
排気量1,250ccの空冷並列4気筒を搭載するネイキッド。オーリンズ製リアサスペンション、モノブロックキャリパーなど豪華なパーツを装備したスポーティな味つけだ。
19インチワイヤースポークホイールとツートンカラーの燃料タンク、フォークブーツなど、ボンネビルのトラディショナルなムードをいっそう高めたクラシックタイプの王道。
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