【Page6】KAWASAKI Z650B

掲載日:2010年04月07日 特集記事絶版カスタム「今尚斬新」GPz900R、SRX-6ほか    

記事提供/2009年8月1日発行 絶版バイクス4
■取材協力/アニーズ Phone 052-504-1319

Anny's

KAWASAKI Z650B

元祖「ナナハンキラー」と呼ばれたのがザッパーだ。
1976年に登場したカワサキ第二世代空冷マルチエンジンは、惜しまれつつも販売中止となった、ゼファー750まで継承された。

ナナハンキラーから「ビッグバイクキラー」へと昇華!!
機動性、俊敏性の高さは世代を超えて常にナンバー1

Z1ベースの17インチカスタムやCB-Fベースのチューンドカスタムを所有するマシンオーナーともなれば、ときには軽量コンパクトでありながら、パワフルなエンジン性能を誇る「スプリンター的マシン」に乗りたくなることがあると思う。ここに紹介するZ650=ザッパーのマシンオーナーも、まさにそんなひとりだ。70~80年代に誕生した空冷マルチモデルを愛するマシンオーナーは、複数のフルカスタム絶版車を所有しているそうだ。そんなマシンオーナーが名古屋のアニーズにカスタマイズを依頼。ノーマル然としていたベース車は、その面影を残しつつ「現代版ザッパー」として見事に生まれ変わった。

 

敢えてノーマルフォルムにこだわった外装パーツは、ベースカラーの変更によって新鮮な雰囲気を獲得。マシンオーナーの好みでZ400FX/E2に採用された茄子紺系のキャンディーカラーを採用。ザッパー系のライングラフィックとの相性も良く、あたかも後期型ザッパー!?とも思える印象に仕上がっている。

 

新車当時とは比較にならない高性能な足周りパーツや強力なブレーキシステムを得た現代版ザッパーは、まさに走る・曲がる・止まるの3要素を高次元でバランスさせることに成功。「今尚斬新」というコーナータイトルが似合う、大人のためのカスタムマシンである。

 




 

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